失くした1/2 ~妻と僕のうつ病闘病記~

失くした1/2 ~妻と僕のうつ病闘病記~

うつ病になってしまった妻と僕とのうつ病克服への道のりを綴っていきます。

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あの出来事から約1年。

妻は他の企業に転職し、バリバリのキャリアウーマンとして働いていた。

まるでなにごともなかったかのように。


だが、ある日を境に妻の様子が明らかにおかしくなってきた。

妻からのメールの内容は悲観的で、かなり苦しんでいる。

でも、そのとき僕は「仕事で疲れているのだろう」、

「時間が経てばなんとかなるだろう」と安易に捉えてしまっていた。

言い訳だが、当時の僕は「うつ病」に関する知識はゼロに等しく、

身近で「うつ病」にかかった人がいなかったのもあって、

医者に行くことを勧めることもできなかったし、

どうしたら良いのかもわからなかった。

そんな中、妻は自ら明らかにおかしいと思い、

友人の勧めもあって近所のクリニックを受診した。


そして・・・

妻と僕の「うつ病」との闘病生活がはじまった。

闘病生活のはじまりは、いまから10ヶ月前。

いや・・・もっと前からだったのかもしれない。


2年前・・・

プロフィールにあるが僕は某IT企業でSEをやっている。

その年は大規模なシステムが稼動直前ということで、

徹夜、深夜残業、土日出勤が連日あたりまえのように続いていた。

早く帰れたのは、結婚記念日の晩だけ。

結婚1年目の夫婦には、かなりつらいものだった。

この頃、妻も別の企業でSEとして仕事をしていたのだが、

仕事で行き詰まり、かなり悩んでいた様子。

すれ違いの生活、仕事への悩み、・・・。

妻のストレスは限界に達していた。

そして・・・

決壊した堤防のごとく溜まっていたものが一気に溢れだした。

でも、そのとき僕は仕事に手一杯できちんと受け止めることができなかった。

ただ時が過ぎるのを待つことしかできなかった。

このときの苦しみはいまでも忘れることができない。


数ヵ月後・・・

お互いの仕事もなんとか落ち着き、平穏な日々が訪れたかと思われたのだが、

これはまだほんのはじまりにしか過ぎなかった。