あの出来事から約1年。
妻は他の企業に転職し、バリバリのキャリアウーマンとして働いていた。
まるでなにごともなかったかのように。
だが、ある日を境に妻の様子が明らかにおかしくなってきた。
妻からのメールの内容は悲観的で、かなり苦しんでいる。
でも、そのとき僕は「仕事で疲れているのだろう」、
「時間が経てばなんとかなるだろう」と安易に捉えてしまっていた。
言い訳だが、当時の僕は「うつ病」に関する知識はゼロに等しく、
身近で「うつ病」にかかった人がいなかったのもあって、
医者に行くことを勧めることもできなかったし、
どうしたら良いのかもわからなかった。
そんな中、妻は自ら明らかにおかしいと思い、
友人の勧めもあって近所のクリニックを受診した。
そして・・・
妻と僕の「うつ病」との闘病生活がはじまった。
