皆様こんにちは。鑑定士郁です。


今や聞き慣れた言葉となりました『スピード婚』。


昨今、芸能人も含めて『スピード婚』する方は珍しくありません。


『交際期間0日で結婚?ガーン


なんてことも芸能ニュースで話題になりましたね!!


もはや『スピード婚』への考え方は、昔と比べて大きく変わってきたように感じます。


とは言っても、当事者ではない限り、この『スピード婚』の実情や実態はわからない部分が大きいのも事実です。


スピード婚への偏見も拭えない状況があるなかで…


今回の記事では、『スピード婚』についてのメリット・デメリット、スピード婚で失敗しない方法について書いていきたいと思います。


スピード婚とは? 

はじめに『スピード婚』の定義について記述しますと…


これがまた曖昧なんです…アセアセ


ただ、交際期間3ヶ月以内・6ヶ月以内・1年以内に結婚された方を『スピード婚』と呼ぶのが一般的のようです。


一番多い交際期間は、2年〜3年と言われていますので、世間的にも交際期間1年以内は短いと考える方は多いと思います。


『結婚は、ある程度の交際期間を経てからするべきだ』


と考える人も多いと思います。


しかし、今の時代、そのような固定観念に囚われるのはナンセンス!


そんな考え方は、もう古い!


とさえ言われてしまうかもしれませんね…ガーン


価値観の多様化が進むこれからの時代。


きっと『スピード婚』への許容も深まり、皆様のライフスタイルの一つとして定着していくのでさないでしょうか。


スピード婚のメリットとは 

タイミングを逃すことなく結婚できる

価値観の多様化が進む現代、『スピード婚』に対しての偏見は少なくなってきているようです。


一昔前なら、例え『今すぐに結婚したい』と思っても『まだ早いんじゃない?』と言われてしまったり、周囲からも『ある程度交際期間を経てから…』などと言われたり…


交際相手自身に『スピード婚』という選択肢がなかったり…


どんなに早く結婚したいと望んでも、なかなかスムーズにいかないことがほとんどでした。


それにより、年齢によっては婚期を逃してしまう方も多くいらっしゃったはずです。


スピード婚に対して寛容になってきた昨今、自分自身が『結婚したい』と思った時にスピード婚を選択できるというのは大きなメリットの一つだと言えます。


新鮮な結婚生活をおくることができる

交際期間が短い分、お互いのことをそんなに知らないまま結婚生活を送ることになるので、恋人気分のまま恋愛したてのラブラブな状態で結婚生活を送れることが最大のメリットと言えます。


交際期間が長くなるにつれて、マンネリ化という恐ろしい魔物がやってきます。


相手に対しての想いが恋から情に変わり『慣れ』へと気持ちが移り変わることで、ドキドキやワクワクの気分は徐々に薄れ『日常化』してしまいます。


結婚してもその日常に変化はなく、日常生活の延長という雰囲気のまま『結婚しても変わらないね…』なんてこともざらにあります。


とくに同棲生活を経てからの結婚ともなれば尚更です…


まだ相手のことを知り尽くす前に結婚する。


気持ちが盛り上がっている状態で結婚する。


そんなスピード婚の結婚生活は、ラブラブムードのまま楽しく感じられることは間違いないでしょう。


迷いを吹っ切れる

誰にとっても『結婚』とは、その人の人生の中で大きな『転機』と言っても過言ではありません。


重要で重大なイベントだからこそ、なかなか決断できない方も多くいらっしゃいます。


  • 一生この人と共に歩んでいけるだろうか。
  • 一生幸せにできるのか。
  • この人で間違いないのか。
などなど、いざ結婚を意識するとあれこれ悩みだし考えなくていいことさえ悩みだしてしまうこともあるでしょう。

その為、なかなか一歩を踏み出せずタイミングをのがしてしまう方も少なくありません。

スピード婚のように『結婚する』と潔く決断してしまえば、必要以上に悩むことなく勢いで、その一歩を踏み出せます。

結婚してから初めてわかることや、学ぶことが沢山あります。

経験する前にあれこれ悩むよりも、まずは経験してから悩む方が合理的であり、その後の対応力の差は大幅に変わることでしょう。

軌道修正は結婚した後にすれば良いことで、大半の問題はなんとかなってしまうケースがほとんどです。

特に優柔不断な人の場合、『なかなか結婚に踏み切れない』となりがちなので、いっそのこと『スピード婚』の決断をしてみるのも1つの手段ではないかと思います。

スピード婚のデメリット 

結婚後に性格の不一致が発覚することがある

スピード婚の場合、相手のことを深く知らないまま結婚することになります。


そうなれば、結婚後に相手の大きな欠点が発覚するケースも少なくありません。


先程ご紹介しました、『スピード婚のメリット』の1つでもある『新鮮な結婚生活』とは真逆になってしまいます。


知れば知るほど性格の不一致に悩まされる可能性ももちろんあります。


そうなれば、スピード婚をした後、数カ月・数年で『スピード離婚』なんてこともあり得ます…


『スピード婚』を望むのであれば、交際期間の短い間にできる限り沢山のコミュニケーションを図り、相手のいろいろな顔を見る必要があると言えるでしょう。


周囲からの理解を得にくい

スピード婚への認識や理解も時代と共に許容されつつある今、スピード婚をされる方も徐々に増えてきています。


しかし、年配の方やご自身の親世代の方達からするとスピード婚への馴染みもなく、子供に対しての心配や不安で反対するケースも少なくありません。


結婚とは本人同士さえ良ければいい。


というわけにはいきません。


両家の御両親、兄弟や親族にも関わる重大な人生の一大イベントです。


周囲からの反対を押し切ってスピード婚をした為に御両親と絶縁になってしまったなどの声も耳にします。


誰からも祝福されない結婚にならないように。


両家の御両親、兄弟、親族、友人など、二人にとって大切な人にはきちんとお二人の気持ちや考え、覚悟などを丁寧に伝えるようにしましょう。


しっかりと周囲に理解してもらえるための努力、祝福してもらえる努力を忘れないようにしてください。


スピード婚で失敗しない為の方法とは 

交際期間が短い状態で結婚するのですから、相手を深く知らなくて当然です。


そのことを踏まえて、いかに交際期間中に相手のことを知り得るか、見極められるかがポイントになってきます。


価値観への確認と共有することが重要です。


金銭感覚

金銭感覚が違うと、結婚生活は噛み合わなくなってきます。

  • 食費にお金を掛けたい
  • 趣味にお金を掛けたい
  • 経済的に余裕がなくても買い物をしてしまう
  • 借金の有無 
など、お金に関わることは非常に話し辛い部分が大きいのもわかります。

しかし、結婚する前には必ず押さえておきたいポイントです。

子供を作るか作らないか

昔と比べて子供を望まない夫婦も増えています。


様々な理由があるせよ、結婚後に子供を作るか作らないかで揉めることがないようにお互いの意志や考え方を共有する必要があります。

  • 子供を作るつもりはあるか、ないか
  • 産んだ後の経済的な問題について
など、よく話し合い計画していくことをオススメします。

仲直りのルール

結婚生活を送るようになると、交際期間中よりもケンカが増えるケースがほとんどです。


夫婦とはいっても、もとは赤の他人の二人がひとつ屋根の下で暮らしていくわけですから、ケンカをするのも当然です。


価値観にしてもそうですが、相手と自分が全く同じという方は正直稀だと思います。


大なり小なり価値観の違いはあります。

考え方の違い、意見の食い違い、言動などによるケンカが起こったときの対処法やルールを決めておくのも良いでしょう。


些細なケンカが原因で離婚に発展しまうこともあります。

  • ケンカした後の気まずい空気
  • 不仲になってしまった時の心構え
  • 仲直りするルール
を決めておくことで、夫婦円満を保てる術を擦り合わせておくことをオススメします。

いかがでしたか。

スピード婚へのメリットやデメリットをご紹介していきました。

価値観の多様化が進むこれからの時代、『スピード婚』への抵抗は少なくなってくると思います。

スピード婚のメリット・デメリットは紙一重です。

デメリットの部分をきちんと理解し、対策を練っておくことで離婚を回避することは可能です。

何事にも言えることですが…

結婚せずに後悔するよりも、結婚してから後悔する方が良いこともあるでしょう。

どうしても無理だな。限界だな。と思ったら離婚の選択肢もアリです。

今の時代、離婚も珍しいことではありません。

結婚したいタイミングで結婚し、夫婦円満を保つための工夫をお互いにしっかりと行い幸せな結婚生活を掴み取ってください。

鑑定士郁