以前、紫微斗数の「北斗星と南斗星」というタイトルで記事を書きましたが、今日は紫微斗数というよりも北斗七星の宗教的な話を書きたいと思います。
密教では道教から採り入れた北斗七星の7つの星(貧狼星、巨門星、禄存星、文曲星、廉貞星、武曲星、破軍星)に干支を振り分け、自分の干支の星を守護星とし供養しています。
節分の時に、その年の干支の星を祀って無病息災などを祈願する行事を星まつりと言います。
ご自分の生まれた年の干支の星は生涯守ってくれるので、意識されるのもいいかなと思います。
子・・・貧狼星
丑、亥・・・巨門星
寅、戌・・・禄存星
卯、酉・・・文曲星
辰、申・・・廉貞星
巳、未・・・武曲星
午・・・破軍星
私は戌年生まれなので、禄存星と書いた紙を持つのもいいかもと考えています。
それぞれの星に真言や梵字もあるようです。
紫微斗数の星でもあるので、それぞれの星の性質を簡単に説明します。
貧狼星・・欲望、自由、飲食、桃花
巨門星・・弁舌、分析、探求心、猜疑心、マニアック
禄存星・・財運、衣食住、勤勉
文曲星・・風流、芸事、文書、数字、理系、メディア
廉貞星・・権威、好き嫌い激しい、実利的、白黒決着
武曲星・・財政、行動力、即決即断、負けず嫌い
破軍星・・破壊、改革、変化、大雑把、個性的
星の性質と今回のブログ内容の干支は関係ないので誤解されませんように