バーナム効果とは、

「誰にでも当てはまる事を、自分の事のように錯覚させる」
では、ありません。
　
言葉の意味を落ち着いて、よく考えてみて下さい。
　
「誰にでも当てはまる」のなら、
「自分の事」＝（自分にも当てはまる事）なのは、
当たり前ですよね。
錯覚じゃないんです。自分にも当てはまります。
　
「あなたは人間です。」
と言われて、
「自分の事だ」と思うのは、間違ってはいません。
錯覚じゃないんですよ。正しい認識なんです。
　
これが錯覚なら、じゃあ、
正しい認識＝受け取り方は何なの？
って、お話しになっちゃいます。
　
「あなたは人間です。」
と言われて、
「違う！　自分の事ではない！」って思うの？
「自分の事」で良いんですよ。正しい認識で正解です。
　
「誰にでも当てはまる事を、自分の事と受け取る」
事自体は、
正しい認識の上、何の効果も起きていません。

　
もちろん
「大半の人に当てはまる心理学のトリック」
でも、ありません
　
大半の人に当てはまる事は、
大半の人に当てはまる事です。

　
正しい認識の上、何の効果も起きていません。
何のトリックも、起きていません。
　
だから、
「誰にでも当てはまる事を、自分だけの事と思わせる。」
と、
勝手に“だけ”を入れて、
「誰にでも→自分だけ」と言う、
該当範囲の錯誤として、定義しないと、
何の錯誤も効果も、起きていない事になってしまうので、
定義で“だけ”を、無理矢理つけてる物もありますが、
実際には、そんな効果は起きていません。
　
フォアさんの実験では、被験者さんは、

「自分に（どの程度）当てはまるか？」を、

答えただけであって、

「自分だけに、当てはまる。
　自分以外には、誰も当てはまらない。」
なんて、答えてないからです。

「誰にでも当てはまる事を、自分だけの事と思わせる。」

心理現象なんて物が、あるなら、

「ぜひ私に、やってみて下さい」

と、

何年も言ってますが、

誰一人として、出来た人なんかいません。

ユーレイより、見た事無いです。

　
バーナム効果とは、
　
「Ａと言う手段で、あなたについての回答を得た。
　と、思わせておいて、
　実際はＡと言う手段を、使っていない場合でも
　
　被験者が、実施者や手段を信じていれば、
　Ａと言う手段によって出たと、そのまま受け取る。」
と言う、
一連の流れ、騙しのプロセスです。

手段を用いて出した答えではない物を、

手段を用いて出した答えと騙す事　です。

　
　
「これ、君の、健康診断の結果。」
「ああ、そうですか。」
が、
バーナム効果です。
　
もしも医師が、

故意に診断と無関係の結果を渡した場合、
それをそのまま、信じるならね。
　
「誰にでも当てはまる」必要なんかないし、
「自分だけに当てはまった」と思う必要もない。
　
「ある程度の人に当てはまる」が、
「自分だけに当てはまるわけではない」、
“健康状態は普通”と言う結果を、
“診断によって出た”と、受け取ればバーナム効果です。
　
「ぼくは・私は、心理学には、ちょっとうるさいから、
　占いなんかに騙されて、カモにはされないぞ！」
と、
思われている方ほど、
心理学に騙されて、カモにされないように、
お気をつけ下さいね♪

*・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*・゜゜・* *・゜゜・*:.。..。.:*

そして、

占いは当然、バーナム効果ではありません。

占い師は、バーナム効果は使いません。

これは断言します♪

占い師さん、占い好きな方は、
安心されて良いと思います♪
　　　　　　　　　　　　　　　

バーナム効果とは？