精神対話的キャリアコンサルタントのブログ

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プランド・ハップンスタンス理論と飯田文彦

 

私がキャリアコンサルタントの学習をはじめて好きになったのが、プランド・ハップンスタンス理論です。この理論が好きなコンサルタントの方は多いはず。

 

日本語で「計画された偶発性理論」と訳されることが多いこの理論は、20世紀末ごろにジョン・D・クランボルツ教授が提唱したものです。

 

さまざまなデータから「個人のキャリアの8割は、予期しない偶然によって形成される」という結論に基づくこのキャリア理論は、変化の激しい不確実な将来を乗り切っていかなくてはいけなくなった現代人にピッタリかもしれません。

 

この理論の真骨頂は、本人にとって悪い出来事が(望んでいないときに)偶然に起こってしまった時の思考の変容をもたらすことだと思います。幸福を求める我々人間は、悪い出来事が起こったならば、「どうして、自分だけが不幸になるのだろう?まったくついてないぜ。神様は不公平だ!」とネガティヴ・シンキングになります。

 

この偶然起きた悪い出来事も、実はその人のキャリアに必要な出来事として「計画されていた」と捉え直すことで、前向きに頑張ることができる。

 

成功した人たちがよくインタビューで、「あとで思い返してみると、あのとき順調にいっていたら、今の自分の成功はない。失敗があったからこそ、今の自分がいる」とか言いますよね。

 

私がこの理論に関心を持つ理由は、その独特なポジティブ・シンキングだけではありません。「偶然が計画されている」という謎の記述です。

 

この偶然は、いったい誰が計画したの?

 

この問いについて、私はスピリチュアル・カウンセラーの飯田文彦氏の答えが好きです。

彼の答えですが、『この偶然は、生まれる前の自分自身が計画した』です。非常に素晴らしい発想だと思いませんか?

 

飯田氏によると、あえて苦しい出来事(離婚、愛する人との死別、不治の病など)を自分のキャリアに設定しておくことで「自分を成長させるとのこと。詳しくは、飯田氏の書籍がたくさん出版されていますので、ご参照ください。