*監獄の相
・大事な人が何かの罪を犯して、監獄へ這入ってゐる時は、其の細君の人相に必らず此の血色の現はれるものである、不思議な事ではないか.尤(もっ)とも其の罪の事柄に依って血色も違ふものであるが、罪人ならば.必らず此の血色の現はれるものである。

・白粉(おしろい)を洗ひ落して見れば的確なるものである。
諸君は深い注意を拂(はら)つて、此の圖(ず)のやうな微(かす)かな血色を呈(てい)してゐる婦人に向って判断して見給へ、決して外れる試(ため)しはないものである。

・アゴの中央から起つて口角を上り.更に人中を貫き、法令を超へて顴骨より.眼下から眼裂に入り、まぶたから眉を通じて髪際に入ってゐる。


息子・高畑裕太容疑者の逮捕を受けて謝罪会見を行った高畑淳子
オリコン  2016年8月26日