はじめはあまり聞いてくれなかったようだけど、
根気強く話をしていたら、
大学の友達から仲間はずれにされたくないらしく、
それで合わせていたら、
そういう性格になってしまっていたらしい。


でもそういうのも、


『無理してなるものでもないし、家族も心配してるから、友達との付き合い方も考えたがいいんじゃないか?』


ということを伝え、


『友達は同じ大学じゃないけど、私たちもいるんだからさ』


というと少し安心したらしい。


ちょうどその頃、
大学も専門に分かれたりの時期でもあって、
その友達たちとも離れたのか、
彼女はもとの性格に戻っていったらしかった。


「確か、その頃の友達っていうのが、いかにも女の集団っていう感じの人たちみたいでね。1度会ったことあるけど、明らかに私とかとは違う集団だなぁって思ったことあるんだよね。あの時でもう終わったと思ってたんだけど、もしかして続いていたのかな…」


常連さんが不安げに言ってくる。



続きはまた後で~☆
つづく