「…なんでそんなことを?」
彼女が彼に聞くのももっともなことだ。
「なんでだろうね…昔から知ってた子が困っているのを目の前にして、自分も彼女もいなけりゃ結婚の予定もないし、親もちょうど僕に結婚のことをうるさく言っていたからかもしれないね」
彼が当時を振り返る。
そんなわけで、
彼はその女性と結婚。
暫くして男の子が産まれる。
彼は自分の本当の子供ではないけれど、
その生まれが子をかわいがったようで、
その子も彼にとても懐いていたようで、
3人は本当の家族のように暮らしていたようだ。
「…ちょっといい?その子の本当のお父さんはどうしたの?」
話の途中だけれど、
彼女も気になったので聞いてみることに…
続きはまた後で~☆