彼はちょっと考えた後で、


「子供はいるけど…いないかなぁ…」


微妙な答えを言ってきた。


彼女はそれを聞いて訝しく思うわけで…


「その内、話さないとなぁとは思っていたんだけれどね。これもいい機会だから、話すよ」


彼はそう言って、
話が長くなるからか、
いったん立って事務所の奥に消えると、
コーヒーを入れたカップを2つ持って戻ってきて、
彼女にもすすめる。


「…僕が離婚したのは2年前なんだけどね…」


彼の過去が語られ始めた。


彼が結婚したのは4年前のこと。
相手は昔住んでいたところでの幼馴染という人で、
彼よりも3つ年下の女性だったらしい。


続きはまた後で~☆

つづく