2023年度版 新外国人選手評価 セ・リーグ
こちらはセ・リーグとなります
1/20以降の獲得/情報は日付明記していますが1/30までに精査する時間がなかったりします。また評価等は一切変えませんが誤字・脱字等の修正はあります。
東京ヤクルトスワローズ
ライネル・エスピナル 年俸65万ドル+出来高 ★☆
選手タイプ 豪腕・先発
球速C+(普通)
コントロールD+(悪い)
実績E(全くなし)
近年成績D(微妙)
年俸D(割高)
平均球速149キロ程度の投手。中継ぎでの球速であって最高で95マイル/152キロ程度だが平均帯は91-93マイル程度か。先発だと147キロ程度までは期待できるが144キロ前後まで落ちており球速面に特段期待できず。選手タイプで豪腕としているのは奪三振率等を参考にしているのと技巧派ではないということから。技術を感じない選手。過去先発としても育てられてきたが成績が微妙でイニングをこなせていなくスタミナ面の裏付けが取れず。変化球の種類も少なく精度も悪くアバウト感が残る。コントロール的には普通程度だがコマンド能力(狙ったところに投げる能力)は見られない。日本に来ればノーコンと感じる領域。動画を見ても完成度が低く獲得そのものが謎。ヤクルトの価格帯として控えとしてはやや高く主力選手としては安め。過去実績からも獲得目的は控えであり主力ではないと思われるが、控えとしても魅力を見つけられないという謎補強。動画や成績でクイックが全くできていないので走られ放題も想定される。31歳(10月32歳)と伸びしろはもう期待できずむしろ劣化のほうが気になる上に完成度が低く矯正/修正が必要と希望を持つほうが難しい。あくまで控え/保険から出ることはない。奪三振率や過去成績から中継ぎへの転換はアリで他の外国人選手が不振や故障の際の活躍を期待したい。
ディロン・ピーターズ 年俸75万ドル+出来高 ★★☆
選手タイプ 技巧派・先発
球速B-(やや速い)
コントロールC(普通)
実績D(少しある)
近年成績D(微妙)
年俸B(割安)
平均球速147キロ程度の技巧派先発。2023年ヤクルトのカギを握る投手の1人。奪三振率やコンタクト率を見ても完全に打たせて取るタイプ。一応ゴロP(グラウンドボールピッチャー)だがMLBではフライも増えている。神宮ということを考えるとある程度打たれるのは覚悟のタイプ。過去の成績から先発専門でスタミナ面もある程度は望めそう。ただし近年短いイニングばかりが不安点。過去を見ると6回or100球程度までは望めそうでサイスニードほどの不安は少ないか。サイスニードが安心できるのは4回or70球前後までの印象。球種別にみると欠陥はストレート。スライダー・シンカー・カーブ・チェンジアップなどが総じて悪くない分ストレートの弱さは気になる。147キロ程度の球速が打ちごろなのとキレという面でも微妙な領域。極端に悪くないので非力な日本人選手ならば許容範囲とも取れなくもないが基本見せ球のほうがよいと思う。コントロールは普通。コマンド能力も普通。良いとは言えないが破綻もみられない感じで特に問題なし。コマンド能力は日本に来る投手として平均はあるという印象。試合を壊すレベルではないと思われる。全般完成度は高いほうでそれなりの成績は残せそう。先発のライバルであるエスピナルが想像以上に厳しい内容で望み薄と感じることもありピーターズがこけるとヤクルトは危うい。エース級というよりは8勝8敗のイニングイーター役を。ヤクルトで言えば先発でブキャナン・中継ぎでハフあたりを比較対象に。余程のことがない限り基本は先発だと思われる。日本人選手が非力なせいか豪腕ゴリ押し系投手が活躍する傾向のなか完成度高めの選手があまり活躍できていない現状は不安。サイスニードは前者。ピーターズはNPBの流行に逆行して不安だがデータ的には十分アリな補強。
キオーニ・ケラ 年俸100万ドル+出来高 ★★
選手タイプ 豪腕・中継ぎ/抑え
球速A-(かなり速い)
コントロールC(普通)
実績B(十分)
近年成績D(トミージョン手術後)
年俸C(普通)
平均球速154キロの豪腕投手。若干落ちての数字。最速160キロ程度で155キロを超えていた投手。22歳(厳密に言えばギリギリ21歳)でメジャー昇格28歳までに243試合登板の大物。100万ドルというレベルで日本に来るはずのない選手ということで訳あり。2021年にトミージョン手術を受けてから回復途上。2022年シーズンはAAAでもあまり良い成績を残せず。問題点は制球のほうで目立つがその他もまだ回復には至っていない感。活躍は回復次第というギャンブル補強。マクガフの退団に伴い急遽補強した印象。故障前の実力はある程度わかっているが手術後が不安定要素で評価ができない1人。本来ならば★★☆以上の期待もできるが去年の成績/内容を見てそのまま評価できるほどの根拠がない。実績や持ちあわせている球質などから来日する外国人投手の中では1段上の選手であり全く使えない状態という可能性は低いだろうが怪しい場合はまず中継ぎから始めるのが良いと思う。その際は清水あたりが候補になるだろうか?評価については中間という逃げ評価で様子見。この星は★★~★★☆の間という印象。緊急補強とし考えると訳ありもやむなしと割りきる程度。
横浜DeNAベイスターズ
J.B.ウェンデルケン 年俸1億2000万円+α(注) ★★☆
選手タイプ 豪腕・中継ぎ
球速B(速い)
コントロールC-(ややアバウト)
実績B-(それなりにある)
近年成績D+(劣化が出てきているか)
年俸C(1億2000万円なら妥当な範囲)
平均球速152キロ程度の豪腕・中継ぎ投手。年俸については注意で各自で確認を。当初は年俸4億円という報道があったがこのレベル帯の選手としてはあり得ない(ソフトバンクは除く)ので採用せず。その後2年300万ドル(当時のレートで4億円超)の噂もあったがこちらも消え。1億2000万円は当時のレートで90万ドル弱。これに出来高がついているかは不明だが選手レベルや様々な報道からついているほうが自然と思われる。ここではこの数字を採用している。個人的にはオプションをつけて2年契約でも理解できる範囲。出来高込みで1年最大2億円程度なら考えられなくはない範囲。選手としては近年劣化が見えてきているようだがまだまだ使える範囲。コントロールはそれなり程度だがコマンド能力は怪しく制球力は普通ないしややアバウト程度。特に試合を壊すレベルではないと思われる。球質も特に問題なし。ストレートが球速の割に強く日本ではさらに有利になると思われる。数字で見るデータ上悪い点は少ないほう。成績の悪化と若干のコントロール(コマンド)の不安、それから横浜スタジアムの狭さが気にはなるところ。一応ゴロPの傾向は出ているがゴロP寄り程度で過信は禁物。それから大きな故障は見つかってないが小さな故障(休養含む?)が多い選手。酷使は怪しく適度に休ませながらが良いかもしれない。エスコバーのようなタフさはないと思われる。年俸と期待値からも正攻法でまともな補強の印象。使い方を間違わなければ全く使えないという可能性は低いと思われ期待している選手の1人。
トレイ・アンバギー 年俸3500万円 ★☆
選手タイプ 中距離打者
ミート力D(ない)
長打力C+(ややある)
守備力C-(普通程度か)
実績E(全くない)
近年成績E(ダメ)
年俸C(妥当)
メジャー経験のほぼない選手。当時のレートで約25万ドルなので保険として獲得したものと思われる。過去の成績からも補強としては主力としては厳しい。年俸としては妥当な範囲か。目的やどういう選手にしたいかは見えてこない。強いて言えば長打力はありそうなので低打率高ホームラン型(一発屋)に振るほうが良いか程度。打率を残せる根拠は過去を見てもなく近年のレベルではまだ無理。打率.200程度が目安で多少上回ることはあっても大きく上回る可能性は低いと思われる。2019年シーズンまではそれなりだったがそれ以降が見る影なく。大きな故障歴は見つけられず。今年活躍できるかについてもデータからは普通に厳しい。またソトやオースティンのような大化け要素や才能の片鱗も見つけられず。それなり程度まで化ける可能性はあるも成長してもある程度で限界を感じるスタッツ。育成しながらは理解できこれからの選手かもしれないが現時点でのデータ上評価する部分がほぼなくどうしても低くならざるを得ない。年俸=期待値として考えれば保険として星は関係なく普通にアリな補強ではあるが補充感も。あくまで保険の範囲での期待。
阪神タイガース
ジェレミー・ビーズリー 年俸80万ドル ★★
選手タイプ 豪腕・中継ぎ
球速B+(速い)
コントロールC-(やや悪い)
実績D(ない)
近年成績C(マイナーは卒業)
年俸C+(妥当)
平均球速152キロ程度の豪腕。メジャーでの実績は通算18試合登板に過ぎないが24歳で昇格今季27歳シーズンとまだ若い。まだメジャーの壁はあるがこれからの成長に期待の青田買いか。気になるのはクイックと若干のコントロール。ストレートは特段問題ないが高めが多い。変化球のコマンドは微妙でまだ完成には至っていない感。これが成長/洗練されてくると日本でも十分通用するレベルになると思われる。球質に関してはストレートは良好。ただし高めが多いせいかコンタクトはされており一級品とまでは言えないか。日本では十分通用するレベル帯にはあると思われる。もう少し変化球の精度を高めないと活きない可能性も考えられる。動画的には良くは見えるがデータ的には平凡の領域でどちらで判断するか。ただ特段欠陥までは見られないのでポジティブ。クイックについては少し遅くは感じる程度。あと身体が流れる癖は修正したほうが良いと思う。そして気になる点としてはフライボーラーという点。マイナーは投高打低のIL出身ゆえそれなりだがMLBでは被本塁打率が悪い。甲子園ではさほど問題にならないだろうが狭い球場でストレート狙いをされると危険さは感じる。K.ケラーの被弾イメージではないが狭い球場だとどうか?もう1段の成長が必要だろうが現時点で最低限の資質は備えており年齢を考えるとさらなる成長も望めそう。★★と★★☆で悩む程度はあり若干の気になる部分で様子見評価。育成の上手い阪神ということで全く使えない可能性は低いと思われポジティブな補強。
ブライアン・ケラー 年俸60万ドル ★☆
選手タイプ 豪腕・先発
球速B(速い)
コントロールC(普通)
実績E(全くなし)
近年成績C(まあまあ)
年俸C(妥当)
平均球速148キロ程度の投手。レンジが90-95マイルとのことなので日本では144-148キロ程度の下寄りまでの落ちは考慮に入れ。28歳でメジャー経験なし。メジャー経験がないとデータが極端に減るのでわからない部分が多いのはご容赦を。まだ1年程度は上のクラス慣れが必要な状態な感じであくまで格上挑戦という印象。今季29歳シーズンとしては悪くはないが特段良くもなくもう一歩。動画で見えてくる良い部分も感じられず。モーションも気になる。簡単に言えば雑で粗く完成度の高さは感じない。成績的にまとまって見えるが投手有利ILでの成績でまあ普通程度はあるのだが制球を乱している。AAAとしてもまだ実力/経験不足でメジャーへの道は厳しいレベルと思われるので阪神でも育てながらという感じで。阪神は投手の矯正/修正・育成が非常に上手な印象。開幕1軍候補としては一定水準までまだ足りていない印象だが成長に期待できる部分もあり悲観するほどではない。もちろん活躍するかもしれないし日本の打者レベルの低さを考えると通用もありえるが、データで見ると現状さすがに高い評価ができる根拠が見つからないためこの評価にはなっている。衰えや絶対的能力不足の悲観する★☆ではない感じだが★★にするには物足りない。即戦力としてではなく育成段階の選手と考えれば。
ヨハン・ミエセス 年俸50万ドル ★☆
選手タイプ 中長距離型
ミート力D-(ない)
長打力B-(レベルの低いリーグなら)
守備力E+(守れない)
実績E(全くない)
近年成績D-(まだ上では厳しい)
年俸D+(やや割高)
メジャー経験のない中長距離砲。バットに当たれば飛ぶという前提であり下位リーグではその片鱗は見られるが上位リーグではまだ通用する感はない。見た目の問題もあるかもしれないが日本に来る選手としては完成度も低いか。まずは2軍と思われ育成しながら化けることを期待する形。全般物足りないのだがどこから手を付けるかも注目。走攻守すべてに問題ありそうでまず走は捨てる形でよい。守備に関しては年々成績が悪化傾向であり上位レベルでは相当不安が残る数字。元々83kg前後の体重が120kgを超えているであろう(不明)レベルまで太っていてそれに伴ってか動けなくなっている感じもある。来日時に痩せていなければ守る場所もなければやる気もないと受け止められかねないし当方的にも期待薄とみる。甲子園は守備面でもマイナス。打撃に関しても長打力以外に見るものなし。かなりのプル(引っ張り)で技術面でも見劣る。成績からも現状日本の変化球に対応できるバッティングレベルにあるとは思えず苦労しそう。過去の来日外国人選手としても育成と保険の間ぐらいの立ち位置。球団によっては保険でも微妙で育成もありえるか程度。阪神としては年俸から保険で獲得したものと思われ期待値も低めか。スポーツ新聞の提灯記事に踊らされず当たれば儲けものくらいで。もちろん化ける可能性がないわけではないがさすがに現状ポジティブになる根拠が見つからないのでこの評価はご容赦を。本人の才能とやる気次第だがまずはやる気を見せてくれるかどうかから注目している。
シェルドン・ノイジー 年俸130万ドル ★★
選手タイプ 守備型
ミート力D+(あまりない)
長打力D(ない)
守備力B-(十分)
実績B-(それなりにある)
近年成績C(悪くない)
年俸C(妥当)
今年の阪神の目玉選手。選手タイプ的には中距離打者でホームランはシーズン10本程度も視野に。20本以上打てるような素質はないしその場合は打率もついてくることになる大当たりに。タイプ的にシーツはわかるがバースの再来ではない。打球方向が基本センターでホームランをそもそも狙っていないし広角も生き残るためのバッティングという判断。長打力がないわけではないのだが長打はプル(引っ張り)ばかり。これ以上の打率・三振率の悪化を懸念するなら中距離打者のスタイルは変えないほうが吉とみる。過度な長打力への期待はしないほうがファンも選手も良い結果になりそう。選手イメージは守備でサードが適所。ショートやセカンドも候補に入るが岡田監督のレフト案ならばそもそもノイジーでなくてよい。数字で見る限りサードは無難にこなせそう。ただポカが多いのか油断するのかエラーが多めに見られる。それでもサトテルのサードよりは守れる数字になるはずでレフトは未知数。センスから守れないことはないだろうがもったいない。打撃スタッツに見るものは少ないが極端な欠点まででもなく変化球もそれなりについていけている。ただ落ちる球系には怪しい。打率も多くは望めずホームランも多く望めないとなると厳しい評価と思われるだろうがそれなりの成績を期待するにはアリ。一応想定モデルとしてはオスナ(ヤクルト)の長打力下位互換。オスナ獲得時に当方.240 15HR程度と見積もって結果258 13HRそして去年.272 20HRまで記録を伸ばした。.258 13HRでも新たに3年契約をしているのでファンは微妙でもヤクルト球団的には満足だったのだろう。ノイジーもHRは10本+α程度までと見ていて打率もそれなりぐらい。オスナ初年度程度の成績で十分という見立て。ただそれで阪神ファンが満足するか次第。個人的には案外ポジティブで★★と★★☆の間で悩む程度。当時オスナとサンタナを★★☆評価したがノイジーの打撃にそこまでの魅力が見つからないのと外野想定で守備面の貢献がわからないことそれから打者不利の甲子園ということを鑑みて評価は様子見に。広島(カープ)がデビッドソンを獲得したがサード補強ならばノイジーのほうが合う気はする。ただ広島に出せる金額ではないので仕方ないか。MLBの年俸高騰や円安もあって昔のような選手が来ることは稀なので凄い選手が来ることは少なくなり。その中で130万ドル近辺で獲得できる選手としては妥当なレベルで結果はわからないが普通にアリな補強と感じる。
読売ジャイアンツ
タイラー・ビーディ 年俸1億6000万円 ★★
選手タイプ 技巧派・先発
球速B+(速い)
コントロールD(悪い)
実績(少しある)
近年成績D(微妙)
年俸C-(やや割高)
平均球速152キロ程度の技巧派先発。152キロ程度の球速だが一応先発で150キロ程度中継ぎで154キロ程度までは確認。基本スタッツは先発ができる上ピッチングスタイル的にも向いていると思われる。今回先発として評価しているが成績によっては中継ぎという考え方もあり。年俸については当時のレートで約120万ドル。大きな乖離はないと思うが注意。150キロを超える投手だが欠陥はストレートで日本でも使えるか微妙な領域。棒球感が残る。変化球は一長一短。カーブが優秀なよう。素晴らしいと言えるものはないがそれなりの水準。そしてもう一つの欠陥としてコントロール。全般アバウトで細かいコマンド能力は見られない。打たせて取るタイプの投手としては数字よりも悪いとみるのが妥当で不安になるレベル。ストレートのコントロールは特に問題ないが棒球、変化球の精度は総じて微妙。先発の場合自ら試合を壊す要素を含んでおり注意。一応100球を超える球を投げているのでスタミナ面で極端な不安は少ないか。ゴロPの傾向は見られるので東京ドームではプラス材料。データを見る限りは平凡の領域から出ることはなくそれなりなのだが不安点が複数ありそのあたりが成績にどう出るか。エース級の成績を残すには困難で無理があるがローテーションを回す程度なら十分考えられる範囲。凄く良い成績を残す可能性も全く使えない可能性も低めと思われる費用対効果は怪しいが無難な補強の感。
ヨアンデル・メンデス 年俸30万ドル ★☆
選手タイプ 先発
球速B(速い)
コントロールD(悪い)
実績(少しある)
近年成績C(メキシカンリーグでは優秀)
年俸C(妥当)
平均球速147キロ程度の投手。選手タイプでは打たせて取る技巧派に入れたいところだが、かといって技巧派と明記しないのは技が見られないから判断しかねるということ。一応メジャー経験のある投手だが昨年はメキシカンリーグに在籍。年俸は30万ドル/4000万円と報道されており大きな乖離はないと思われる。投手版ウォーカーの発掘か。問題点はコントロール。打たせて取るタイプなのにそもそものコントロールが悪いという難点。コマンド能力もなく大雑把感。球速の割にはストレートは通用しているが変化球の質が微妙でさらにコントロールが悪いという問題あり。これを矯正/修正することが前提。4000万円程度で獲得できる投手としては才能は感じそれなりのスタッツからも全く使えないとも言えない。開幕1軍の可能性は低いと思われ2軍で修正しながら育成という形で良さそう。保険としては理解できるしリスクも少ない補強。現行当方の最低評価である★☆にはしているが★★と悩む程度で最下層ではない。開幕2軍/保険という想定で評価が低いだけなのでご理解を。大化けする可能性は低いタイプには思え化けるとしてもローテーションを回す程度まででそれ以上を望むのは今シーズン厳しい気がする。
ヨアン・ロペス 年俸110万ドル+出来高40万ドル+譲渡金60万ドル(年俸2億円+譲渡金) ★★☆
選手タイプ 豪腕・中継ぎ
球速A(かなり速い)
コントロールC-(やや悪い)
実績C(過去にある)
近年成績D(低迷中)
年俸C-(妥当/アメリカ報道)
平均球速155キロ弱の豪腕投手。年俸は110万ドル+40万ドルの最大150万ドルで当時のレートで約2億円程度となるうえに譲渡金(移籍金)に60万ドルかかっている(総額2億8000万円弱)との報道も。かなりの大型補強。譲渡金(移籍金)は他球団の高額選手でも必要なお金でそこは深く考えなくてもよいか。ちなみに報知では年俸1億1000万円の報道で当時のレートで80-85万ドル相当。出来高に触れていないのと110万ドルならば1ドル=100円計算は報知の故意かミスか故意か両方か。当方採用の年俸はアメリカからの報道。過去より報知の嘘も多々あったこと(巨人関連)と詳細な内容が出てきていたのでアメリカの情報を信用しているが、これは個人で選択/判断を。落ち目の選手ではあるが80万ドル帯で取るにはなかなか困難と思われ110万ドル+αのほうが1本釣りならばごく自然に思えるしロペスには魅力的な内容だと思われる。成績的には落ち目で日本にというパターンだが数字上はそこまで悲観することもない感。が、成績は事実悪化傾向。理由はわかりかねるが微妙なコントロールと変化球が実質1つということも影響しているか。アメリカでは打たれているストレートではあるが日本で155キロ前後が出せるならば全く使えないとまでは言いにくい。選手タイプ的に豪腕にしているが球速からと技巧がないからのタイプ分け。それなりに打たせて取る傾向にある。極端にモーションが遅いとは感じなかったが溜め(動作)を作る分どうか。2021年は盗塁阻止ゼロのよう。コントロールに深刻な問題があるとまでは言えないがアバウトさは仕方ないか。ほぼ投げていないチェンジアップ等変化球を1つ増やしたい。今回報知(報知はスポーツ新聞では他紙より上位/有能)は無視するとして110万ドル程度なら相場的にもおかしくはなく無難な補強だと思われる。コントロールの修正や変化球を増やせれば全く使えないということはなさそうでむしろ化ける可能性まであるかとポジティブ。成績以外のことで言えば性格的に聞く耳を持たない印象のキューバ人選手というのは不安。ドミニカ人も同じく。そして素行不良が多いのもこの2か国の印象が強く案外気になる部分。そのあたりは数字ではわからない部分であるが活躍を期待するなら聞く耳を持った選手であってほしいと思う。
フォスター・グリフィン 年俸1億円 ★★☆
選手タイプ 技巧派・中継ぎ
球速C-(普通)
コントロールC(普通)
実績D(これから)
近年成績C(マイナーでは良い)
年俸C(妥当)
平均球速144キロ程度の技巧派・中継ぎ。球速について先発では144-5キロ前後・中継ぎでは150キロ前後の模様。最高球速は155キロ程度となっているが参考程度で。年俸は当時のレートで75万ドル近辺。2014年のドラフト1巡目の伸び悩み組。先発も中継ぎもできるが良い成績が中継ぎになってからなので即戦力としては中継ぎのほうが良いとは思う。ただ成長を見込め長期的視野で考えるなら先発が良いか。個人的にはまだ劣化していないのと化ける可能性を鑑みて多少目を瞑ってでも先発で育成とは考える。先発をさせるには現時点でまだ物足りない感じで育成しながら結果を出すレベル。悪い言い方をすれば使い捨てをするか(中継ぎ)、育てていくか(先発)にも注目。もちろん中継ぎをしながら育てていくという方法もあるが個人的に原監督は使い捨て感が強くその印象はない。評価のほうも変わってくるが今回は即戦力/中継ぎで評価しているが先発だと☆落とすかも程度で。コントロールはメジャーでは乱しているがマイナーではそれなり悪くはない。ゴロPの打たせて取るタイプだが短いイニングだと奪三振率も向上。150キロ程度の球速があれば現状でも十分通用するという感じ。2020年にトミージョン手術をしたが回復が早い印象。手術に難易度や術後の違いがどの程度あるのかわからないがグリフィンは特に問題はなさそうでポジティブ。球速の不安はあるが総じてまともな補強でちょっとした青田買いの印象もある補強。
ルイス・ブリンソン 年俸100万ドル ★☆
選手タイプ 守備型
ミート力E(ない)
長打力C+(普通)
守備力B-(問題ない)
実績B-(それなりに)
近年実績D-(低迷中)
年俸C(妥当だがちょっと怪しい)
守備型の選手。2012年のドラフト1巡目のエリートの伸び悩み組。年俸は当時のレートで100万ドルだがもう少し高いかなという違和感は感じる。才能はあるが活かせていないパターン。打撃スタッツを見る限りアメリカのままでは日本で活躍する確率は相当低く修正/矯正が必須の選手。基本の期待値は低く化けないことには活躍の可能性はない。打撃スタッツに見るものなし。特に変化球に致命的欠陥がありこれを克服するのは相当困難。そしてフリースインガーで選球眼もない。ストライクゾーンで勝負をする必要がないレベル。好き勝手才能のまま野球をしている感じで低いレベルでは通用するが高いレベルでは頭打ち通用していない。性格はわかりかねるがここまで変われなかった選手が変わるかと言われればポジティブなイメージはかなり厳しい。打撃に関しては(超)低打率は免れなさそうなので長打力に期待したい。打率.200近辺はもちろん1割台も視野に。そうなるとレギュラーは厳しい。普通のフライがホームランになる可能性もある東京ドームでは有利。今年の巨人は投手のほうが無難な補強をした印象を受けるが打者が厳しい。ブリンソンは主力打者として獲得しているが想像する結果は良い結果が浮かびづらい。身体能力の高さはドラフト1巡目指名でもわかるようにあったのだと思うしスタッツからも感じ取れるレベル。日本で一変できるのならば化けを超えて大化け出来る素質は持ち合わせている。当然確率は相当低いギャンブル枠。29歳シーズンということで人としても(考え方)変われるであろう最後のチャンス野球選手としても現役最後のチャンスに近いかもしれない。大きな変化が成功をもたらすと考えられるか次第。
エルビス・ルシアーノ 年俸1000万円 育成
選手タイプ
当方では戦力として評価しているため毎年育成選手は評価の対象外としておりますが、この選手は特別に扱いたいと思います。星付けのほうはしません。キャンプ入り直前に発表された選手。22歳で育成契約とのことだがメジャー経験それも19歳とこと。動画を観る前は完成度が低く粗いタイプと思いきやそれなりにまとまっておりさらに驚き。19歳時にそれなりに通用しただけはあるなという感想。2020年Right elbow sprainとのことで日本語で言うと右ひじ靭帯損傷でしょうか。程度はわかりかねます。これ以降低迷している感じ。現時点ではわかりませんがしばらく育成するということで良いか。活躍の可能性についてはわかりませんし評価もしません。年俸1000万円も相場がなくわかりませんが個人的にはアリな試みだと思います。ソフトバンクのスチュワートのような莫大な無駄金を使った実験と比べると普通にまともかと思います。今年の戦力としてではなく数年後戦力になればという考え方で。(1/24獲得報道)
広島東洋カープ
マット・デビッドソン 契約金35万ドル+年俸55万ドル+出来高 ★☆
選手タイプ 中長距離打者
ミート力E(全くない)
長打力B(十分)
守備力C-(守れなくはない)
実績B-(それなりにある)
近年成績D(低迷中)
年俸C-(妥当)
今年のカープ新外国人選手は1人だけ。中長距離砲スラッガーの獲得。まあこの手の謳い文句でわかると思いますが御多分に漏れず三振orホームランタイプ。クロンタイプと言えばわかりやすいか。クロン→マクブルーム→デビッドソンでどうなるか?一応マクブルームは中距離打者で打率を望めるタイプ。クロンは予想通りの結果に終わったがデビッドソンはどうか。普通に考えればハズレのかなり多いくじ引き。もしかしたら当たるかもラッキーというぐらいの期待値で。打撃スタッツで長打力以外見るものはなし。変化球対応が悪いが案外ストレートも良くはない。バットに当たらないから仕方ない部分ではある。ストライクゾーンに投げる必要がない選手ではあるが巨人ブリンソン/中日アキーノというもっと粗い選手が来たので目立たなく。ただブリンソン/アキーノとは違い走攻守才能という面でデビッドソンに能力の限界が見えてくる。低打率高ホームランのスタイルが基本。一応予想的には.200近辺は覚悟の領域。当然1割台も考慮の範囲。.230程度打てれば十分合格で250打てる根拠は見つからない。クロンが.231だったがデビッドソンも確実性は見られずこの領域にたどり着けるかは微妙。その分パワー発揮で。20HR以上打てる素質はあるし+αも。守備について守備範囲は相当狭いがその中では堅実という感じか。手の届く範囲については問題ないという感じでショートの負担が大変だと思われる。坂倉に代わりサード候補だが打てるなら我慢できるかもだが打てないとなると厳しい。データ+年齢等を考慮してもポジティブ要素はなくなかなか厳しい結果が予想される。くじは当たるから楽しいもの。当たりのないくじはないはずと期待。
中日ドラゴンズ
オルランド・カリステ 年俸25万ドル ★☆
選手タイプ 守備型
ミート力C(普通)
長打力D-(全くない)
守備力C(普通)
実績D(なし)
近年成績D(メキシカンリーグ)
年俸C(妥当)
メジャー経験もある守備型選手。昨年はメキシコでプレー。中日は貧乏球団ということもあってラテン系のルートをメインとしている。アメリカルートも一応可能なはずだがほとんど手を出さないのは複雑な事情があるということか。この選手も当時のレートで25万ドルまで絞ってきた感じ。年俸がすべてではないがスタッツを見る限り多くは望めず限界はありそう。凄く悪いわけではないが日本に来る選手としては魅力に乏しい。短・中距離打者程度で打撃スタッツに誇れるものはなし。メキシカンリーグは超打高リーグのため.344でも日本に来れば普通の領域未満と劣る。アルモンテは再来日選手のため評価対象外だが昨年メキシカンリーグで.322前年の韓国で.271しか打てていないので評価するまでもないレベル。実質戦力になる可能性はほぼなさそう。カリステは守備に粗そうな数字が出ているがレンジを見るからに守れないわけではなく守備要員として使い道はあるか。打撃がいかほどかわかりかねる部分が多い謎選手だが普通に保険要員くらいであって助っ人という感じではない。補強というよりは補充。もちろんチャンスであり日本で結果を残しジャパニーズドリームを掴むことを期待
アリスティデス・アキーノ 年俸120万ドル+出来高最大30万ドル ★★
選手タイプ 守備型
ミート力E(全くない)
長打力B(十分)
守備力B+(巧い)
実績B-(ある)
近年実績D-(かなり低迷中)
年俸C+(妥当)
今シーズン中日の目玉選手。貧乏球団として話題に上がることも多いが、その球団が近年の中では思い切った補強をした1人。ポジティブ要素はあるがリスクもかなりあるギャンブル補強。選手タイプとしては守備型。守備は問題ないしポジティブ。この選手の問題は打撃面。データ的にはかなり厳しいが向上の余地はある。向上の余地はあるが近年低迷しているのは好き勝手にプレーしているからか。プル(ひっぱり)専門のフリースインガーでなんでも振るタイプ。才能だけで野球をしていて頭脳を使うプレーを感じないデータ。才能がないわけではなく伸び悩んでいるのに毎年同じ失敗を繰り返している状態。この選手はドミニカ出身でキューバ人選手と並び不安材料の一つ。素行はわからないが日本に来て聞く耳を持つかも疑問。中日は12球団の中でも素行不問で素行不良の外国人選手が特に多い印象。モラル/素行よりコスト(安さ)重視の球団体質。今年同じようなスタッツなのが巨人のブリンソン。比較対象は彼になると思う。基本的に2人とも活躍しない可能性のほうがかなり高いと思われる。その割にはアキーノに対し高い評価で本来なら★☆でよい。一応化ける可能性と守備面から最低評価をするには抵抗があり。成績向上はブリンソンより修正箇所/難易度が楽なアキーノのほうに可能性を感じるが、現在の状況ですら改善されるどころか悪化しているという不安さはアキーノのほうが深刻。聞く耳の持たなさもデータ的にアキーノのほうが感じる。こういうタイプがラテン系に多いからや中日だからという個人的偏見もあるが、可能性を感じるスタッツなのに好き勝手にして自滅しているのがイライラ/歯がゆい感。中日でも同じような内容/成績であれば言葉には発せど本人の考え方は変わらない同じ失敗を繰り返す人として諦めも。化ける可能性はあるが本人次第、これはブリンソンも同じ。矯正難易度や才能からアキーノのほうが有望とみているがさてどうなるか?