久々の小金井市政ネタ。
新庁舎建設計画です。

最悪です。

予算が90億円を超えるらしいです。


はぁ~。


ため息しかでません。

市が保有する蛇の目跡地に市役所庁舎と福祉会館を建設するようですが、総費用が90億円以上とのこと。

そもそも、何で90億円かと言うと、
行政には箱もの建設のためのマニュアルがあるそうで、その計算式に当てはめると、自動的に金額が弾き出されるらしいです。
市役所庁舎単独だと55億円。
福祉会館との複合施設だと、駐車場などの周辺整備を合わせて90億円。

計算式というのが、実に役人らしい発想だと思います。建築に関する知識が無くても簡単に見積りが出せるわけですから。
ただ、そういった雛型ばかりに頼っていると、基本的な「考える」という作業が無くなり、味気ない職員ばかりが増える気がします。


小金井市内に東京農工大学という国立大学がありますが、先頃、そこの大学の管理棟が新築されました。
鉄筋コンクリートの3階建て。費用は7億円台。耐震強度もしっかりしていて市役所庁舎としても充分活用できる造りです。
市役所と福祉会館の収容能力を考えたら広さ的には同じ建物が五つぐらいは必要かもしれませんが、それでも費用はたったの

35億

90億円も注ぎ込む理由が私には分かりません。

みんな自分のお金だったら、もっと使い方を工夫するでしょうけど、所詮は税金。市役所職員も市議会議員もまるで他人事のようです。

その辺りの金銭感覚が、ちょっと狂っているのが小金井市の特徴でもあります。

そうそう、職員の給与やボーナスアップに熱心なのも特徴のひとつでした。

10年後も変わっていないでしょうね。
この市は。