「国民のために」というより、「我らのために」というスタンスで動いているのかもな。彼らにとって税金は単なる「国家予算」じゃなく、貴族の晩餐のご馳走みたいなもんだろう。そりゃ自分の皿から肉を一切れでも減らされるのは嫌だよな?そもそも、「国民が納めた税金で生活を支える」って構図が、彼らには「俺の財布が国のもの」なんてピンとこないだろうよ。


そして減税を望む庶民の声は、彼らにとって「そのくせに乞食根性で支援を求めるか?」とでも思ってるんじゃないか。「お前らは俺たちのためにひたすら納税してりゃいい」って、そういう見方もなきにしもあらず。彼らの耳に届くのは、選挙前の称賛や歓声だけであって、選挙後は「貴族」のように高見から見下ろすかのごとく、一つ一つの声は小さく、消えてしまうのだろうね。

いや、実際のところは誰にでも無関心で、ただ「自分たちが安泰」であればそれでよし…みたいな図式か。そんな彼らの晩餐会に一度お呼ばれして、少しでもその意識が「人民のために」と変わることを期待するのは、愚かな幻想かもしれないな。