コロナ罹患者と疑われて | 世の中ウオッチング

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 先日から、空咳がひどくて、呼吸は苦しいは、喉やお腹の筋肉は痛いはで、掛かり付けの医者に電話した。診療時間終了間近ということもあって、診察は翌日となった。

 こちらはいつもの風邪のつもりでいたが、何故か予約時間の指定をされ、入り口も通用口のベルを押してくださいと念を押された。

 翌日、予約時間通りに、しかし入り口のことはすっかり忘れて普通に玄関から入ってしまった。

 直ぐ狭い別室に通され、体温測定の後で看護師さんから型どおりの問診。因みに体温は36度7分でした。程なくやってきた先生はマスクもなし、白衣も着ていなかった。聴診器で診察の後は、専らコロナの症状に該当するかどうかの問診。ワクチンの接種回数、咳の状況、味覚の正常性、体温の変化、濃厚接触の有無など。この医院は呼吸器科が専門のはずだから選んだのに、口腔内、喉などは一切見ようとしない。

 解熱剤と咳止めシロップにトローチを渡され、更にコロナの検査キットも。

疑問に思って、この医院では「コロナの検査はしないのですか」と質問したところ「していません」との答え。

 来院以来ズーッとコロナを疑っての診察に思えたのに「医院で検査は受けられないのか」と、不思議な気がした。

 仮に、この医院でコロナ患者が発見されたら保健所とのやり取り、医院内の浄化、風評で来院者の足が止まる等の余計な面倒が発生するのだろうかと察するほかはない。検査キットは老婆心からの思いやりであったろう。

 翌日、熱が38度まで上昇したので、心配になって検査キットでテスト。所要時間は20分。「結果は陰性」でほっとしました。

 咳は相変わらず、突然にやってくる。その度に呼吸が苦しいのも喉の痛みも筋肉がよじれて痛いのも変わらないが、コロナに罹患していないことが証明されたのは副産物ながらの救いです。