​​​​​​昨日の続きである。

 

ポケベル会話の話をしましたが、私のポケベルがどうなったか書いておきましょうか・・・。

私は会社からポケベルを持たされていました。

ポケベルというのは本来は会話をするものではなくて、ここに電話しろ!っていう感じで電話番号がドット文字で表示されるモノなんですが、使用する側が賢いというか、必要に迫られて編み出した奥義というか、「数字を文章化して相手に意思を伝える」ツールと変化しました。

日本人独特の進化らしいです。

カタカナ外国語も省略日本語も併用して世間に認識されている日本ならではの文化?でした。

例えば「39」=「ありがとう」とかは日本で生活し慣れた人でないと通じません。

最近では「顔文字」がCIA(アメリカ中央情報局)で「日本人は暗号化した顔文字でメッセージ交換が出来る」として、顔文字の一覧表をクッソ真面目に製作して国務長官に報告したそうです。

( ˘•ω•˘ ) ナニソレ⁈

(∩´∀`)∩ ヘイ、カモン!

とかが載ってたんだろうな~と思うと笑えます。

 

⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ゴロニャン♬

フフッ (´▽`)

平成7年に防衛庁職員だった時にはもうポケベルは少数派で、携帯電話が(PHSも)主流になり、SONYがきれいなメロディの携帯電話を売り出して・・・

これがもう衝撃的で、どういう風に例えようかと考えたんだけど

「それまで和音3つでゲームの音楽を作ってファミコンソフトを開発していたのに、フルオーケストラ・コピーのドラゴンクエストが登場し、しかも作曲者は『すぎやまこういち』という」感じかな?

すぎやまこういち氏はザ・タイガースとかピーナッツとかの命名者でもあり作曲者でもあり、子供たちには「科学忍者隊ガッチャマン」の音楽を手掛けた人であり、「帰ってきたウルトラマン」の歌の人であり、ハウスバーモンドカレーのCMソングを作った人として有名だった。

すぎやまこういち氏は「杉山」ではなく「椙山」の方の漢字なのだが「子供たちが読めないんじゃあしょうがない」といって名前をひらいた(選挙などで立候補者の名前を漢字から平仮名にして皆に覚えやすくしてもらう事)人なのである。

今じゃあ「ドラゴンクエストの曲を作った人」としてすっかり有名になってしまったが・・・。

そういった携帯電話の歴史は端折るが、まー日本って画期的な製品を当たり前のように販売し続けていたのだな。

現在はアップル社やサムスン電子にスマホ事業の先鞭をつけられてしまい、三菱など携帯電話事業から撤退した企業もあるが、当時はイケイケで「京セラ」や「カシオ計算機」が電話機を造るなんて思ってもいなかった。

 

同じようにコンピューターの分野でも新規参入、あるいは価格破壊が進み・・・

それまでの王様商売であったNEC「PC-98」シリーズ(希望販売価格70万円!)が主流の頃「アップルコンピュータ」セット(モニター、CPU、スピーカー)が9万9000円で登場して大変な事に!

まあ、私は予算1万5000円とかでアキバで部品買って組み立てていましたけど・・・。今ではパソコンの大元の性能が段違いにグレードアップしたのと、各部品に相性が合って(インドネシア製とか中国製とか、当時は存在しなかった商品が出回っている)同じ個所の同じ性能なのに適合しなくて「ジャンク扱い」という残念な事になりかねないので、メモリー以外は触らないようにしています。

さて、浦賀のけんぞーがインターネット世界に登場するのがここらです。

『対戦型チェス』で世界各国の相手から対戦相手を選んで対決出来るようになったのです。漫画「ヒカルの碁」で主人公は碁でいろんな人と対戦しますが、あれの「チェス」版です。

当時の私のメイン対戦者は「ウクライナ人の日本大好き大学生」でした。対戦しながらチャットで会話が出来たのです。

私は当然「KENZO」です。向こうは「USAGI」でした。セーラームーンが好きだとかで・・・。

6回目の対戦で相手が女性だと知りましたが、それまでは男性だと思っていました(笑)

当時すでにウクライナはロシアと戦争になるかも・・・なんて心配していましたが、2010頃連絡がつかなくなりました。チェスよりチャットがメインで、対戦成績は150戦くらいして私が負け越しています。これをほぼ毎月やっていました。

途中で私に娘が産まれたので「ゴッドファーザーになってくれ。バプティスト証明書に名前を書かせてくれ」とか無茶な要求をしました・・・。

 

また続きます。