「浦賀のけんぞー」はyou tubeやグーグルマップなどをご覧の方はご存じかもしれないが、アメーバブログで使うより以前から使用していた私のハンドルネームである。

(2008年からコメント欄で確認できる)

 

私がインターネットに参入したのが、確か1997年頃で・・・

いや最初に「けんぞー」を使用したのが小学生の4年だったか、ゲームセンターで高スコアを出すとベスト10圏内だと名前を打ち込めたのである。

ドンキーコングジュニアやルート66などは「イニシャル」しか入力できなかった。

註:「UFO」とか「B・J」(ブラックジャック)とかの3文字のみの入力が可能だった。

 

ところが「アフターバーナー」という戦闘機で空中戦を行うゲームくらいから「KENZO」などと入力が出来るようになった。

映画『ターミネーター2』の中で主人公の青年時代(ファーロング君=ジョン・コナー)に、彼が「アフターバーナー2」で遊んでいるシーンがあるので、あの頃(『T-2』は1991年公開)には既に私は「KENZO」だったワケである。

 

そしてWindows95が販売され、ソネット(ピンクの熊のキャラクターはいまだに頑張っているようだ)やニフティが広まりつつあった時に私もネット社会にデビューした。

Nifty(ニフティ)は当時の人気漫画家CLAMPがファン向けに色々情報を提供していたので見ていた。

因みに「あさりちゃん」の作者室山まゆみさんからはA4判の「あさり通信」が封筒で届いていた。

男性の漫画家は返事をくれないが、女性漫画家は返事をくれる場合が多くて、みんな(漫画研究部があった)お姉さんや妹の漫画雑誌から男子ウケする漫画を探し(「赤ちゃんと僕」羅川まりも、「動物のお医者さん」佐々木倫子、「バナナフィッシュ」吉田秋生、「eroika」青池保子とか)ひたすら妹のふりをしてファンレターを出す(返事が来るとみんなでそれを回し読みする)。

えーと何だっけ?

そう、インターネット。

当時は調子こいてインターネットに接続していると、とんでもない電話代使用料金が翌月請求され各地で問題となっていた(我が家だけか?)。

高校生のバカ娘がたわいもない会話の長電話でべらぼうな電話料金を支払わされた!というレベルではない。

あんなもの5万円がいいところだろうが、我々は桁が違う。

当時は光ファイバー網はまだ出始めで、NTTが元国営企業の親方商売方法から脱却しきれておらず(海外の電話会社が日本に参入しようとして国会議員に賄賂を贈り、問題になったりしていた)しかもインターネット使用中は通常の電話回線(ランドラインという呼び方をした)が使えないという・・・まさに「オワコン」(終わったコンテンツ)だった。

方や携帯電話は100円とかで購入できたので(PHSはタダで、大きな駅前とかでミニスカのちゃんねーが配っていた)バンバン広まっていき、広末涼子が「みんなジャガイモ♡」とか決め台詞をかましていたポケベルは3~4年ほどで消えてしまい、逆に当時の暗号紛いのメール文を忘れずいる奴とは今でもそういう文で会話(チャット)できるという・・・。

例:10399291-889(父さんここに来い早く)とか。

若い連中はこれが判らないのですわ。09324649(奥さんによろしく)とか00407913(すぐ切れる奴=大島渚監督)とか49(至急)0120(無料)とか便利なんですけどねぇ。

毎月3500円払っていた気がするけど、バブル期を知っている人たちばかりで高いとは思わなかっただろうな。

今考えると内容に見合ったとは思えず、高い。

えーと、何だっけ?(2回目)

 

浦賀のけんぞーだが、続く