電車に乗って座席に座ってたら、若い女の子(二人は同級生で一人はお姉さん。後で知った)が三人横に座って来たので、「何このオッサン、まじうぜー。どけよ、タ~コ!汗酷くない?」とか思われるのが嫌で席を立った。

そしたら孫(5歳くらいかな)を連れたおばあちゃんが私にお辞儀をしながら座った。

①三人の女の子の中の一人曰く

「私が席を譲ろうかなと思ったらサッと立って席をお年寄りに・・・素敵♡」

いや、テキパキ動けや!あと、ば~さんは気が付かなかった。ば~さんが勝手に席を譲られた、と解釈した。

それから電車の中で元嫁から電話があった。当然英語でのやり取りだが、車内にいたのでいったん外に出た。ただしその駅の先は単線になっており上下両線がホームに止まらないと動かない。だから電話を終えてすぐ車内に戻った。

②三人の女の子の中の一人曰く(①と同じ娘)

「まァ、英語話せるなんて・・・。わざわざ外に出て携帯電話使うなんて・・・素敵♡」

いや、当たり前だろ?英語が話せるのも電車内で携帯使わないのも?お前が非常識だと思うぞ。

で目的の駅から降りる時エレベーター内にすでに膨らませている浮き輪を持って入ろうとしている若い親がいたので、「お前は歩けや。浮き輪持ってエレベーター乗らないといけない理由がどうしてもあるのか?」と言って浮き輪を取った。で、さっきのばーちゃんと孫をエレベーターへ入れた。

若い母親はエレベーターから出てこなかったので、「じゃあこれ出口まで持ってっとくぞ」と言って私が長い階段をデカい浮き輪を担いで行った。

③三人の女の子の中の一人(①・②と同じ娘)

「ぶっきらぼうな話し方だけど本当は優しいのね。素敵♡」

暑くてイライラしてただけだよ!どんだけ頭の中お花畑なんだよ!

浮き輪はちゃんと返したよ。向こうもお礼は言ったよ(小さい声で)。

さてここから歩いて家寄って、娘二人連れ出して海岸まで行って2時間くらい泳ぐか・・・などと考えていると、さっきの三人娘が声をかけてきた。

もう見た目が優柔不断で大人しい(私のあんまり好きではない)感じで『相手にしたくない』と思ったので、「何ですか?忙しいんだけど」とちょっと怖い声色で言ったのだが、そんな言い方は重々承知しています、って「地元の人ですか?」とやんわりときいてきた。

あ~、これは美味しい食堂を尋ねている(ちょうど昼時だった)と思った私は

「お昼だね?海鮮丼のお店ならこう行って(略)だよ。今日は台風近いから魚は今朝捕れたのは出てないかも、だけど」と言うと

「あの、違うんです・・・」

あ~、ごめん。三浦の野菜だね!と思ったので

「地元の野菜だね?いちご、キャベツはもうシーズン終わってるよ。メロン、すいかだね?持って帰るの重いから配送してもらった方がいいよ」

「あの、違うんです・・・」

 

2時間後

17歳の小娘に告白されてしまいましたが・・・何かのドッキリだな。

娘が二人いるよ。

「私、勉強教えられます!数学得意です。」・・・違う、そうじゃあない!

私、今年で46歳だよ。

「私のお父さん51歳です!年齢(とし)が近いですね!」・・・だから違う!そうじゃあない!

貴女、17歳でしょう?私が逮捕されるわ!

「私、来月18になります!待ちます!」・・・うっがー!そうじゃあない!そうじゃあない!

アンタたちも何か言え(止めろよ!と隣の二人にアイコンタクトで言う)

年上「〇〇ちゃん、いい子です。私が保証します」・・・使えん!お前だって今日会ったばかりじゃあ!

同級生(年上の妹)「この子今までに付き合った人いないです。真面目です」・・・ボケェ!真面目なのは分かったわ!

あなた達、止めなさいよ!

年上「恋愛は自由に!愛情は無限に!が私のモットーですので止めないです」・・・くっそー。立派なこって。

同級生「けんぞーさん痩せたらいけますよ」(高所作業車の昔の写真を見せた)

○○ちゃん「メールのやり取りとかで英語を教えて下さい。あと、娘さんによろしく」

・・・俺にかき氷をおごってもらう作戦だな!?

と勘繰ったが違った。逆に娘さんにって焼きそば頂いた。

スマホ持ってないよ、健康診断引っ掛かってる、デブだよとか色々ネガティブな事を言ったのだが・・・。

 

その夜、○○ちゃんからメールが来た。

全文英語である!所々間違えてはいるが、添削しろって事かな?

すっげー長いんだけど・・・。途中「What is true love?」とか「My dearest」とか書かれてんだけど・・・。

若いって凄いわ。どうやって逃げ・・・断ろうか?