うきぐも(昔の名は「ほっけ」) -20ページ目

要は、つけないか、つけるか。

こちらではかなりひさびさ。
古い8センチCDネタで恐縮です。

エイド系の祖ともいえる「We are the world」がリメイクされるのを記念して、ちょっと変り種を。

うきぐも亭ほっけ-つけないCDとつけるCD
左:「僕らが生まれたあの日のように」/USED TO BE A CHILD
(PCDA-90001・SRDL-3616/1993.02.19.発売)
右:「今、僕たちにできる事」/オールナイトニッポン パーソナリティーズ
(PCDA-91001/1993.05.21.発売)

左は“WELCOME BABY”キャンペーンソング。
一方、右は“”STOP AIDS CAMPAIGN”イメージソング。

要するに、くだいていえば・・・・

左のCDは「つけないで!」、右のCDは「つけて!」という歌なんですよね(違)。

こんな、いわゆるアーティストジョイントの「エイド系」CDですが、今から17年前に、およそ3ヶ月の間に立て続けにリリースされていたんです。

左は飛鳥涼、小田和正、カールスモーキー石井を筆頭に7人のアーティストが参加。CDもファンハウス(当時)とポニーキャニオン、そしてソニーレコードの3社合同リリース。これって、風間三姉妹の「Remember」(CBSソニー、ハミングバード、フォーライフ・いずれも当時の社名)やあすか組の「悲しげだね」(ポニーキャニオン、CBSソニー、テイチク・同)以来ですよね。もっとも当時は「CD・コンパクトカセット・レコード」のメディア3態でリリースされていましたが。
ファンハウスが作ってポニーキャニオン販売がCDを売るというスタイルも、ちょっと珍しかったですね。“フリーサプライ”(自由返品可)を意味する“Zマーク”とともに両社のロゴが並んだCDシングルというのも、かなり珍しいでしょう。

一方右は、加藤いづみ、橘いずみ、電気グルーヴ、福山雅治、そして松任谷由実に裕木奈江など、当時のオールナイトニッポンのパーソナリティだけで構成された面々。先のCD同様、ポニーキャニオン販売からのリリースとなっておりますが、発売元(レーベル)はニッポン放送となっていて、これまた変り種のひとつといえるでしょう。

さて、続いて両者の販売成績ですが、「つけないで!」チームは、チャゲアスやオフコース・米米のファンを取り込んだだけでなく、徳永英明や玉置浩二など豪華なラインナップもあったおかげか、最高位2位。652千枚を売り上げています。片や「つけて!」チームは、右は最高位23位、売上枚数も53千枚と「つけてチーム」に大きく水をあけられています。大御所ユーミンまでいるのにこの結果に終わったのは、深夜放送だったからというだけでなく、「久(ryーじさんが絡むとこうなる」というジンクスみたいなものでしょうか。彼がカラむとTKプロジェクトであっても、からっきしウレなかったもんなぁ・・・。

個人的には、古くは「サライ」や昨年の紅白の「歌の力」ではないけれど、番組のリスナーで作り上げたという点で好感が持てるので、「つけて!」チームに軍配が上がります。
「つけないで!」チームも、このCDの収益金で「風の顔ランド小島」が設立されるなど、その功績は賞賛に値するのですが、飛鳥・小田両氏の書いた詞の

君はいつの日にか 僕らのときを越えて
風の声で 走るだろう


という言葉の意味が、17年経った今も難解すぎて、理解できない私がいます。
小田さん、指示代名詞とか二人称の「君」とか、大好きだもんなぁ・・・ww