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今日は双極性障害のお薬について描いてみようとおもいます。この病気はウツと躁を繰り返すのが特徴なので、一番重要なのは、気分の波をコントロールする気分安定薬です。


代表的なのは
●リーマス
●デパケン
●テグレトール
●ラミクタール   の4種類です。リーマスは服用経験がないのでコメントできません💦その他の3種類について、服用時の感想を述べたいとおもいます。(あくまでも筆者の個人的感想なので、服用については必ず専門医にご相談下さい)

デパケン・・・気分安定薬としてだけでなく、肩こりの薬としても処方されるデパケン。イメージとしては短期的に、また頓服としてイライラや気分の高揚を調節するような感覚です。自分の場合はこの薬を飲んでから顔が超ヤル気無くなって、無表情になって、接客業としては致命的だったため、服用は長く続きませんでした。カッとしやすい人には向いてるようなイメージです。

テグレトール・・・現在も私が服用中の安定薬です。長く飲んで気分の浮き沈みを予防するタイプだと思います。
副作用として、飲み始めの二週間ぐらい、音楽などの音程が半音下がる(個人的にはウケました)。2chで調べていた通りの副作用で、心の準備はできてましたが、音楽関係の仕事をしている人には無理だろうな〜とかおもいました。音の副作用は慣れると違和感無くなります。

ラミクタール・・・過去に1年近く飲んでいた薬です。他の安定薬にない特徴は、双極性障害の特にうつ状態の予防に効果があるということ。自分の場合も、飲んでいた時期は毎年特有の冬場の抑うつが軽かった記憶があります。
この薬は絶対安易に自己判断で飲んではまずいです。というのも、ブルーレターが出ているからです。(医療関係者向けの注意喚起文章のようなもの)勝手に多い量から始めたり、医師の知識不足で増薬ペースを間違えたりして、死亡例もあるようです。
もう1つの重大な副作用は、皮膚に重大な影響が出る場合があるということです。SJS(スティーブンス・ジョンソン症候群)と言い、皮膚が弱い方はかなり注意が必要なので、必ず医師の指導のもとで服用しましょう。

いずれにしろ、必ず医師の指示の下で服用することが大切だと感じています。

双極性障害との共存には長い道のりが必要だと感じています。同じ症状で悩んでいる方、焦らずに(これが一番難しいんですが)さぐりさぐり適応していきましょう。次回は漢方薬の意外な効用について書いてみたいと思います。