僕は、高1から大学4回まで剣道をやっていた。
バリバリの体育会系というやつだ。
剣道には上下関係という忌まわしき伝統が存在している。
上回生が絶対!
特に言葉使いに関しては、1番気をつけないといけない。
先輩「お前これどう思う?」
おかだ「俺はこっちの方がいいと思いますよ^ ^」
先輩「はあ?誰が俺やねん!」
おかだ「(うーわ、マジで最悪。ミスった。)」
「すみません、僕です。」
的なことが日常茶飯事なのだ。
普段は「俺」なんてことは一切言わないよ!
でもたまにポロっと出たときは、もうこの世の終わりだ。
その後の稽古が、想像を絶するものになるのだ。
思い出したくもない。
大学1回のときは、当時の4回の先輩にビビりすぎて、部活に行く前にトイレで1回嘔吐いてから部室に行っていた。
まあそんなこんなで厳しい環境にいたおかげで、社会に出るまでに僕はある程度の自信がついていた。
いやー、マジで剣道やってて良かったわー!
俺マジで社会に出て活躍出来るわー!
そんなことを社会に出たこともない若僧が本気で思っていたのだ。
今思えば本気で恥ずかしい。
実際に社会に出た俺は、
「ちょっとまって!剣道部で学んだこと何にも役立たない!」
俺は早くも現実を突きつけられたわけだ。
一応大学ではキャプテンもやっていたし、社会に出るまでの俺の地位は高かった。
それが、井の中の蛙というやつだ。
世界が変われば、そんなしょーもない地位や名声など何にも役にたたない。
世の中が求めているのは、実績なんだ。
それを思い返せば、僕は大学まででほとんど何にも経験していないことに気づいた。
特技なし。
資格なし。運転免許くらい。
社会への貢献。なんだそれは?
世の中が求めているモノを僕は何一つ持っていなかった。
今の僕が、当時の俺にアドバイスするなら、いっぱいいろんな経験しろよ!
これだけ!
企業や社会に対しての貢献や、ボランティア、イベントスタッフなんかも凄く良い!
学べることがたくさんある。
僕は、遅ればせながら今それを経験させて頂いている。
だが、出来れば学生のうちにやっておきたかった。
部活の時間を全てそっちに費やしてもいいくらいだ!
そうしみじみと僕は感じている。
まあ、部活を否定しているように聞こえるかもしれないが、捉え方を変えれば部活も一つの経験なのだ。
上下関係を学ぶのも、経験していなければ出来ない。
ただ学生という、人生で最も自分のために使える時間が多い時期だからこそ、様々な経験をするべきだと思う。
どーもです!
UPSCの岡田です!
