自分が今いる場所、今している仕事はこれでいいのか?
誰もがそう思ったことがあると思います。
私もそんなふうに悩んでいたときに、出合ったのがこの本です。
年齢も性別も職業も違う5人の主人公が
自分の生き方を見直して、探していたものが見つかるという物語。
みんなが導かれるようにして図書室に行き、そこでベテラン司書が
それぞれに合った本を勧めてくれて、本の付録として羊毛フェルトをプレゼントしてくれます。
そこからそれぞれが、考え、行動していくことで
悩んでいた状態から抜け出し、新しい自分、新しい道、新しい見方を得ていきます。
5人の中でも特に、元雑誌編集者の夏見という主人公の物語は、
仕事と子育ての両立に悩む話で、自分と重ねながら読みました。
本の中で印象的だった言葉はたくさんありましたが、その中の1つは
どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは
あなたがそういう読み方をしたっている、そこに価値があるんだよ。
同じような今悩んでいる人、悩んだことがある人
全ての人に読んでほしい、とても心温まる物語です。
読んだ後は、気持ちがスッキリとします。
あなたも図書室に行きたくなるかもしれません。
他にも 青山美智子さんの本でおススメなのは