人は、分からないものに不安を感じる。

 

コロナで人々の生活は大きく変わりました。

自粛生活が続いたり、外出の際にはマスクを着用しないといけなかったり。

職業も年齢も性別も、国も文化も異なる人々が

同じようにこれほどまでに大きな影響を受けています。

 

そんな中、以前にも増して不安を感じている人が多いと言います。

 

不安を感じやすい人とそうでない人

 

世の中にはその2種類の人がいると思っていました。

しかし、いろいろな本を読んでいく中で、そうではないことが分かってきました。

 

 

 

The Happiness Equationの中で、著者はこう述べています。

 

The problem is we think we shouldn't have negative thoughts. 

問題はネガティブな思考を持ってはいけないと思うことだ。

 

不安に思ったり、妬ましく思ったり、嫌いだと感じたり、

そういった一見ネガティブだと言われる感情や思考を持ってはいけないと

親や社会から教えられてきた人が多いと思います。

 

それは多くの場合、言ってる方も言われている方も無意識です。

 

感じること、思うことを押さえつけようとすると、

それが溜まっていき、いつしか爆発します。

 

その爆発の仕方は人それぞれ違います。

子供が非行という形で社会へと表現したり、

子供も大人も犯罪という形で表現したりします。

 

もっと小さな規模では、家族やまわりの人に八つ当たりすることもあるでしょう。

 

ポジティブもネガティブも全部まとめて自分の感じること。

だと、シンプルに受け止めるようにすれば、不安に感じることが減るかもしれません。

 

もう1つ、不安について印象的だった本の内容は

 

 

 

大人気ベストセラー作家、Eckhart Tolle氏の本、”A New Earth”

 

不安やストレスが起こるのは

 

Because you turned away from the present moment. 

You thought something else was more important. 

 

なぜなら、今この瞬間から逃げたから。

何か他のことがもっと大切だと思ったから。

 

そう考えると、毎日何時間もスマホやテレビを見ている現代で

不安やストレスを感じる人が多いことは不思議ではありません。

 

いつも目の前のこと、人を大事にする代わりに、

何か別のものを求めてスマホの画面を見続けている。

 

 

わけもなく不安に感じる、何をしても不安な気持ちがなくならない

そんな時は、今日ご紹介した2つの言葉を思い出してみましょう。

 

・ネガティブな気持ちも受け入れること

・今この瞬間を大切にすること

 

まだ続きそうなコロナ対策や、自粛生活など変化する生活の中でも

不安を感じることが少なく、人々が心地よく毎日を暮らせることを願って。