昔、ブックオフで購入した本をふと読み返してみました。
以前は著者のことを全然知らなかったのですが、
Amazon オリジナルの作品で
「Making the Cut 世界的デザイナーを目指して」
という番組を見て彼のことを知りました。
その番組では、世界中から集められた12人のデザイナーたちが
パリや東京を舞台に、テーマに沿った作品を仕上げてショーで披露します。
毎回のショーで選ばれた最優秀作品は、すぐにアマゾンストアで販売されます。
最後の1人に選ばれたデザイナーは、100万ドルを受け取ります。
個性的なデザイナーたちの作りあげる作品が毎回楽しみで、
誰が最終に残るのだろうと予想しながら観ました。
久しぶりに上記の本を読み返してみたら、あの番組の人だ!
となんだか嬉しくなりました。
さて、この本を読もうと思ったのは、30代半ばになって、
これまでなんとなく着続けてきた服と、自分とのギャップを感じるようになってきたから。
服は who you are (あなたという人)を表すもの。
単純に、何歳だからこの格好が良い、悪いというものではなく、
年齢も含めて「自分」を表す服装を着ていると、ギャップを感じないのだと思います。
クローゼットとは、つまるところ、
過去になろうと努力したけれど、結局なることをやめてしまった
さまざまな自分を一堂に集めたカタログと言えるでしょう。
まさに、その通り。
だからクローゼットを開けて、着るものがない、何を着よう?と
悩んだりするのでしょう。
近藤まりえさんの
spark joy 「ときめく物かどうか」
という基準も使って、服と1ずつ向き合いました。
不要になったものは、家族が欲しいものなら譲ったり、
状態がまだ良いものは、メルカリで売ったりしています。
本当に今着たいもの、サイズが合うものだけをクローゼットに入れておくと
こんなに服選びが簡単にできるものかと感動しています。
みなさんも、ぜひご紹介した2冊の本を読んで、
クローゼットの中身の見直しをしてみてください。