6月の洋書2冊目として Quiet をご紹介していきます。
この本は、extroverts (外向的な人)と introverts (内向的な人)について、
内向的である著者が、自身の体験や、様々な研究、インタビューなどを元に書いたものです。
著者が言うには、今の世の中は外向的であることが良しとされ、
内向的な人は、もっと外向的になるように教育されたり、勧められたリしているということ。
どうして外向的であることが好まれているのか、
内向的であることの良い点など、2つの対比をしながら深く掘り下げています。
そもそも外向的と内向的という用語は、
1921年に、Carl Jung氏が提唱したものです。
Introverts recharge theri batteries by being alone.
内向的な人は、一人でいることで充電をためる。
私はどちらかというと、内向的に当てはまると思います。
小さい頃は、母親の後ろに隠れているような子供でした。
中学生になってから、外交的な友人と一緒にいるようになり、
少しずつ内向的な性格から、変化していったように思います。
内向的な人の特徴としては、他にも、刺激が少な目を好む。
会話よりも書くことで自分を表現しやすい。
などがあります。
そして内向的な人の多くが、highly sensitive 感受性が高いと言われます。
感受性が高い人の70%が内向的な人と言われるほど。
次回は第1章
How Extroversion Became the Cultural Ideal
外向性が、どのように理想的な文化になったか