5月の洋書として The Happiness Project をご紹介しています。

 

今回は第10章

Mindfulness

マインドフルネス

 

I constantly multitask in ways that pull me away from my present experiecne. 

 

私は、現在の体験から自分を引き離すようなやり方で、常にマルチタスクする。

 

 

私もマルチタスクをよくしています。

以前も書きましたが、マルチタスク自体が悪いというよりも、何と何を組み合わせて行うか、どんな状況で行うかによって、良くも悪くもなると思います。

 

例えば、音楽を聴きながら料理を作る。

これなら2つの作業はそれぞれの邪魔にあまりならないでしょう。

 

私の場合、料理をしながら会話する。

というのがものすごく苦手です。

これはマルチタスクできません。

 

おそらく音楽を聴くというのは受動的で、料理を作るのは能動的だから、マルチタスクしても問題がないのでしょう。会話と料理は、どちらも能動的だから一緒にできないのかな?というのが今のところ私の考えです。

 

理由はともあれ、2つ以上の作業をすることで、どちらかが疎かになったり、失敗したりするようであれば、それは同時進行するのに向いてなさそうです。

 

It makes people happier, less defensive, and more engaged with others. 

 

(マインドフルネスで)人はもっと幸せになり、

攻撃的になるのが少なく、もっと他人と関わるようになる。

 

マインドフルネスに、これだけの効果があると知ると、その重要さがよく分かります。

そもそもマルチタスクをするということは、忙しいとか、やることがたくさんある状態だから、時間を有効活用するために2つ以上の作業を同時にしようと思うのでしょう。

 

でもそれをやりすぎると、大して忙しくなくても、常にマルチタスクしている状態になります。そうすると、人との会話が面倒に感じたり、誰かと一緒に何かをしていても、他にするべきことを頭の中で考えてしまいます。

 

マインドフルネスを実践するのに、メディテーションが良いと言われます。

私も毎日ではありませんが、たまに行います。

 

なんだか特に理由もなくイライラするというときは、メディテーションします。

それはたった10分でも気持ちが落ち着き、頭がスッキリするのを感じます。

 

マルチタスクしている自分を振り返ってみて、やり方を見直してみたり、

たまにはメディテーションをしたりしてみると、何か変わるかもしれません。

 

 

次回は第11章

Attitude 態度