5月の洋書2冊目として The Happiness Project をご紹介しています。

 

 

 

今回は第6章で、6月の幸せプロジェクトをご紹介します。

Friendship 友情

 

外交的な人でも、内向的な人でも、日常生活での活動の中で、「祈り」以外は、一人でするよりも、誰かと一緒にしたほうが幸福度が高いという調査結果があるそうです。

 

どちらかというと内向的な性格で、一人で何かするのが好きな私からすると、この調査結果には疑問があります。誰かと一緒に何かすることも、もちろん好きですが、基本的に一人ですることの方が好きなので、あまり納得のいかない部分でした。

 

外交的な人、内向的な人、それぞれどう思われますか?

 

第一印象が大事だとよく言われますが、これもまた興味深い内容です。

 

Within 10 minutes of meeting a new person, 

in fact, people decide what kind of relationship they want.

 

新しい人に出会って10分以内に、

人はどのような関係を望むか決める。

 

友情関係を築きたいと思う人なのか、反対に全く関わりたくないと思うのか。

そういった判断は10分以内にしているということです。

 

同時に、関わりを持ちたくないとは思っても、誰かを批判するということは、簡単にするべきことではないのだなと改めて感じたのはこの言葉でした。

 

People's lives are far more complicated than 

they appear from the outside.

 

人々の暮らしは、外から見えるよりも

ずっと複雑なものである。

 

第一印象や、見た目、初めて会った最初の10分で分かることはたくさんあります。

でも一方で、そういった外から見えることだけでは分からない、その人の事情や状況などが必ずあります。だから友情関係を築きたいとは思わなくても、自分と考えややり方が違うからと言って、そういった人たちを批判する必要も、正当性もないのだなと思いました。

 

次回は第7章で、7月の幸せプロジェクトをご紹介します。