HappyとかHappinessに関する本や記事に、いつも興味があります。
今日からご紹介するのは、The Happiness Project です。
著者のGretchen Rubin氏は、元弁護士という経歴の持ち主。
内容も文章もとても読みやすいので、洋書初心者の方にもお勧めです。
さて、今回はイントロの部分をご紹介します。
Gretchen Rubin氏がこの本を書こうと思ったのは、ある日バスに乗っていた時のこと。1年かけて、happiness projectに取り組もうと決めました。そのプロジェクトは、人生の終わりに後悔しないように、自分にとっての幸せは何かを追求し、幸せだと感じることを日常生活にたくさん取り入れることです。
まずhappnessについて調査する中で著者が発見したのが
人の幸せ度合いは遺伝が50%
10から20%は、life circumstance (生活環境)
残りは、どのように考え行動するか
幸せかどうかの度合いは、50%が遺伝子で決まるとしても、それ以上か以下かは、自分がコントロールできるものや範囲がたくさんあるということです。生活環境の中で、年齢や性別、民族性などは変えられないでしょう。しかし、結婚しているかどうか、収入、健康などはある程度コントロールできる部分があるはずです。
そして、どのように考えて行動するかは、100%自分がコントロールできることです。以前読んだ本の中でも、何が起こるかという出来事はコントロールできなくても、それに対して自分がどう反応するかはコントロールできると書いてありました。
「幸せになりたい」「幸せでいたい」と思うなら、自分にとっての幸せが何かを知り、自分がコントロールできることに目を向けて改善していくことが必要だと思います。
It struck me again how much my happiness project would differ from anyone else's.
私の幸せプロジェクトが、他の人のものと、どれだけ異なるかを感じた。
何が好きな、何が楽しいと思うかは人によって違うように、「何を幸せだと感じるか」も人によって違います。だからこの本は著者のhappiness projectで、著者がお勧めするのは
Start your own happiness project.
自分自身の幸せプロジェクトを始めて。
この本は月ごとに章に分かれています。
次回は第1章で、1月のhappiness projectをご紹介します。