5月の洋書として Willpower をご紹介しています。

 

 

 

今回は第7章

アフリカ遠征中の男性の話。

アフリカで生死に関わるような生活をする中で、毎日欠かさずヒゲ剃りをする人。

なぜそのような状況で、無意味とも思える髭剃りを続けるのか?

 

それは秩序を表すものだから。

 

Orderly habits like that can actually improve self-control in the long run by triggering automatic mental process that don't require much energy. 

 

そのような秩序の習慣は、実際、エネルギーをあまり必要としない。

自動的な精神機能を引き起こすことで、長期的に自制心を向上することができる。

 

つまり、毎日同じことをするなら、考えることが不要で、機械が自動的に同じことをくり返すように容易にできます。そして秩序をもたらします。

 

Youtubeでよくある人気の動画コンテンツにも

 

morning routine モーニングルーティン

night routine  ナイト ルーティン

cleaning routine 掃除のルーティン

 

といったものがあります。

 

毎日のルーティンが決まっていれば、余分なエネルギーを必要とせず、その分のエネルギーを他の重要なこと、新しいことに使うことができます。

 

子供にとって、寝る前のルーティンがあると良いと言われるのもこの理由からでしょう。

お風呂に入って、歯磨きをして、絵本を読んで、布団に入る。

というようなルーティンが決まっていて、それを毎日続けていると、子供は次の段階が分かります。そうすると、駄々をこねたり、抵抗したりといったことが少なく、落ち着いて眠りにつくことができると言われています。

 

次回は第8章でエリック・クラプトンの話をご紹介します。