5月の洋書として Willpower をご紹介しています。

 

 

今回は第5章

Where have all the dollars gone?

全てのドルはどこに行ったのか?

 

鏡に映っているのが自分の姿だと分かるのは?

 

人間の赤ちゃんは2歳頃までに大半の子供が、鏡に映った自分の姿が認識できるようになります。他の動物では、チンパンジーや象、イルカなどが鏡を認識できるかのテストで合格しています。

 

self-awarness (自己認識)は、標準と比べる過程を含みます。しかし「標準」とは、たいていが理想であるので、いつまでも自分は完璧にならない、と不快に感じるようなことにつながると言います。

 

Self-awarness evolved because it helps self-regulation.

自己認識は、自己抑制を助けるので進化した。

 

自己認識ができないと、自己の感情や衝動を抑えることもできません。

 

自分自身や、自分の言動を認識するためには、監視や観察も大事です。

コンピューターやスマートフォン、テレビなどに多くの時間を費やしてしまう場合、例えばスマートフォンなら、どのぐらいの時間をスマートフォンを使用することに費やしているかが分かるアプリを活用するのも良いでしょう。

 

 

People care more about what other people know about them 

than about what they know about themselves. 

 

人々は自分について知っていることよりも、

他の人が自分について知っていることをもっと気にする。

 

そして、これをしたい、あれをしたいという目標を自分だけが知っているのではなくて、他の人(できれば配偶者や友人など近い人)にも伝えることで、もっとその目標を達成しようとします。

 

次回は第6章で

 

Can willpower be strengthened? 

意志の力は鍛えることができるか?