5月の洋書として Willpower をご紹介しています。

 

 

 

 

今回は第3章

A Brief History of the to-do list, from GDP to Drew Carey 

GDPからドリュー・キャリーまで、やることリストの短い歴史

 

to-do list (やることリスト)を毎日作るという人も多いかもしれません。

私も毎日とはいかなくても、頻繁にやることリストを作ります。

そしてそのリストから1つ1つ消していくことに喜びを感じたりします。

 

We make daily to-do lists that couldn't be accomplished even if 

there were no interruptions during the day, which they always are. 

 

私たちは日中に妨害されるものが何もなかったとしても達成できないような、

やることリストを作る。(妨害されるものはいつもあるし)

 

つまり、私たちの多くは非現実的なやることリストを作成しているようです。

やることリストを作るときに注意したいことは、なるべく具体的に書くことです。

 

本の中に出ていた例は、

「母への誕生日プレゼントを買う」の代わりに

「宝石店に車で行く」

 

というような詳細な計画を立てて、リストにすることです。

 

 

People with high incomes tended to look further into the future than people with low incomes. 

高収入の人々は低収入の人々よりも、ずっと先の将来を見る傾向にある。

 

さらに、アルコールや麻薬などの中毒者は、将来を見ているのが9日先までなのに対して、典型的な人は4年先まで将来を考えているという調査もありました。

 

Life rarely goes exactly according to plan. 

人生は計画通りにはめったに進まない。

 

だから、毎日のやることリストで、がんじがらめになるよりも、将来を見据えて柔軟性があり、現実的で、具体的なやることをリストを作成するのが良さそうです。

 

次回は第4章をご紹介します。