Far more than you may realize, 

your experience, your world, and 

evern your self are the creations of 

what you focus on. 

 

Winifred Gallagher

 

自分が気づくよりもずっと、

自分の体験や世界、そして自分自身は

何に焦点を当てたかの賜物である。

 

以前、購入して毎日使用しているgratitude journal (感謝の日記)に書かれていた名言です。

スポーツが得意な人、料理が得意な人、外国語が得意な人など、あの人は○○が得意、とか、自分は○○が得意、というような言い方をすることがよくあります。

 

就職面接のための履歴書を書く際などに、「得意なことは何?」と聞かれて、答えられない人が多いように思います。自分には得意なことは何もないとさえ思っている人も少なくありません。

 

何かを得意になるには、どんなことが必要なのでしょうか?

"Outliers"の著者、Malcom Gladwell氏が言うには、何かを極めようと思ったら1万時間かかるそうです。反対の言い方をすれば、誰でもどんなことでも、1万時間かければ極めることができるともいえます。

 

この名言にもあるように、自分はどんなことが得意になりたいか、何を目標とするかが決まっていれば、それに必要な練習や準備に焦点を当てるでしょう。そして時間を費やし努力することで、得意になったり、目標を達成したりできます。

 

例えば、私の場合はあまり料理が得意ではありませんでしたが、結婚してから、特に田舎暮らしをするようになってからは料理や献立を考えるスキルが身につきました。買い物に週に1回行ってまとめ買いをして、それで1週間分の献立を考えるということは、始めは結構難しく感じました。

 

料理が得意な人は羨ましいな、なんて思ったこともあります。でも、何かが下手でも得意になることはできるということを体験しました。

 

○○さんが羨ましい。

と羨ましがっていないで、自分の目標を決めて、それを達成するために、何かに一生懸命になってみてはどうでしょうか?

 

4月の洋書としてご紹介する Make Time 時間術 は、目標達成するための時間の使い方や、集中の仕方などについての本です。挿絵のイラストが可愛かったり、英語も容易に読むことができる簡単な単語ばかりです。難しい内容も全くありません。

 

気軽によめて、洋書が初めての方にもかなりお勧めです!

4月の洋書紹介をお楽しみに。