2020年4月の洋書として
MAKE TIME をご紹介しています。
今回は
Sleep in a Cave 洞窟で寝る
寝る環境は整っていますか?ベッドのまわりにごちゃごちゃ物がたくさん置かれていたり、寝る前にスマホで何時間も動画を見たりしていませんか?
質の良い睡眠をとるためには、寝ようと思って目を閉じる瞬間だけではなく、その前から環境を整える必要があります。一番良い方法はテレビやスマホを寝室に置かないことです。テレビやスマホを見た後は、脳が刺激を受けた興奮状態にあり、睡眠モードになるのに時間がかかります。
テレビ番組や動画を見る代わりに、紙の本や雑誌を寝る前に読むことで、脳をゆっくりと休めながら、睡眠モードになっていくことができるでしょう。私もよく寝る前にスマホで動画を見てしまいますが、本を読んでから寝たときのほうが、自然に心地よい眠りにつくことができ、翌朝気分が良いことを経験しています。
現代では忙しい毎日で、平日に足りなかった睡眠時間を週末に取り戻そうと寝だめをする人が多くいるでしょう。しかし、寝だめは効果がないばかりか、平日の規則正しいリズムを乱してしまいます。
Sleeping late on weekends is basically like giving yourself jet lag.
週末に遅くまで寝るのは、自分に時差ボケを与えているようなものだ。
週末に疲れていても、なるべくいつもと同じ時間に起きて、同じ時間に寝ることで、平日のリズムを壊さないほうが良いと言えます。どうしても疲れていて休みたい場合は、昼寝がお勧めです。
昼寝の効果はNASAのパイロットでの実験でも証明されています。毎日でも昼寝をすることが勧められますが、平日は仕事中に職場で寝ることが難しい場合が多いでしょう。週末に休みで家にいるなら、朝起きる時間と夜に寝る時間をそれほど変えずに、昼寝をすると良いです。
次回は
Reflect 振り返り
Energize(活性化)のところが終わり次の大きなまとまりに入ります。
次回もお楽しみに。