2020年4月の洋書として
MAKE TIME をご紹介しています。
今回は
Energize (活性化)
Eat Real Food. 本物の食べ物を食べる
Michael Pollan氏というジャーナリストの言葉
Eat food.
Not too much.
Mostly plants.
食べ物を食べなさい。
食べ過ぎないように。
ほとんどは植物を。
現代では、安く食べ物が手に入り、食べたいときに好きなものを食べることができます。お腹がすいたら料理をしなくても、ファーストフードに行って注文すれば、すぐにハンバーガーやフライドポテトを食べることができます。
「安い」「すぐに」ということを優先してしまうことの弊害は、それが食べ物からどんどん遠ざかっていることです。スーパーで売られている食料品の原材料を見ると、見たこともないカタカナ名の物質や食品添加物だらけです。お菓子や飲み物のほとんどが原材料の1番始めに砂糖や、ぶどう糖が記載されています。
私たちが今、食べ物だと思って当たり前のように食べているものは、本当に食べ物でしょうか?改めて食を見直す必要がありそうです。
本物の食べ物を食べるということが、このEnergize(活性化)で取り上げられているのは、どんな食べ物を食べるかによって、エネルギーが持続するかどうかが変わってくるからです。特に本書で取り上げられているのは、砂糖についてです。
Sugar causes sugar highs, and
sugar highs cause sugar crashes.
砂糖はシュガーハイを引き起こし、
シュガーハイは血糖値の急降下になる。
シュガーハイというのは、糖分による興奮状態のことです。
特に精製された白砂糖は、なるべく摂取しないほうが良いと言われています。
我が家では、料理にもお菓子にもきび砂糖を使っていて、白砂糖は使っていません。誕生日や記念日など何か特別な時に、外でケーキを食べたときには、娘を見ているとシュガーハイの状態が良くわかります。母もその娘の姿を見て、砂糖ってこれほど影響があるのだと驚いたほどです。
市販の砂糖だらけのお菓子を食べたり、甘いジュースを飲んだりすることに慣れている子の場合、実はシュガーハイの状態に親やまわりが気づいていないこともあるでしょう。今一度、子供の砂糖の摂取量について見直してはいかがでしょうか?
大人も食を見直すことで、これまでよく体調不良になったり、すぐに疲れてしまったりということの理由が分かるかもしれません。本物の食べ物を食べて、エネルギーいっぱいの状態で、ハイライトに取り組みましょう。
次回は
Optimize Caffeine
カフェインを最大限に利用する
次回もお楽しみに。