2020年4月の洋書として

 

MAKE TIME をご紹介しています。

 

 

 

 

 

今回はmake timeの流れの中の2番目、Laser レーザー についてです。

 

When you're in Laser mode, your attention is focused on the present 

like a laser beam shining on a target. 

 

レーザーモードの時、レーザー光線が標的を照らすように、

注意が現在に集中している。

 

このレーザーモードは、自分が大切に思っていることをしていて、集中するエネルギーがあるときに、自然と現れるものだと言います。

 

反対にレーザーモードになっていないときは、注意散漫になっている時です。

 

Apple社によると、人はiPhoneを1日平均80回ロック解除して使用しているそうです。そして平均的なアメリカ人が毎日テレビを4時間ほど見ているとなると、かなりの時間をスマホやテレビに費やしていることになります。時間を決めて、利用するのは良いですが、ただなんとなく暇だからという理由で毎日の多くの時間を無駄に使うことはやめたいものです。

 

現代ではソーシャルメディアやスマホのアプリなど、注意散漫になりやすいものが溢れています。そういったものに振り回されて時間を奪われ続けないように、テクノロジーとの付き合い方も見直してみると良いでしょう。

 

It's all about creating a little inconvenience. 

When distraction is hard to access, you don't have to worry about willpower. 

 

ちょっとした不便さを作りだすこと。

気を散らすものがアクセスしにくいと、意志の力について心配する必要がない。

 

マルチタスクも含めて、一度他のことに気をとられたり、気がそれてしまうと、また元の作業に取り掛かろうとしても注意をそこに戻すために短くても数分から、長いと1日かかることがあると言います。本書ではswitching cost (切り替えコスト) と呼ばれています。

 

次回は

Laser Tactics レーザー戦術

Be the Boss of Your Phone 電話のボスになれ 

 

をご紹介します。