2020年1月の洋書 としてご紹介しているのはこちらの本です。
12 Rules For Life
Jordan B. Peterson
今日ご紹介する第5章
Do not let your children do anything that makes youl deslike them.
自分が子供を嫌いになるようなことを、子供にさせるな。
現代の両親は、子供と友人のような関係を築こうとしている人が多いと著者は言っています。
子供を罰することで自分が嫌われることを恐れ、尊厳を犠牲にしていると。
A child will have many friends, but only two paretns .
子供にはたくさんの友達ができるが両親は2人だけ。
両親に対して子供が一時的に怒りや嫌だと思う感情を持ったとしても、それを我慢してやるべきことをやらなければならないという著者の意見は的確だと思いました。適切な躾には努力が必要だとも。
例として、幼児はいろんなことを試して、親やまわりが何をどこまで許すのかを学んでいきます。だからその都度、ダメなことはその瞬間にダメとわかるように対応しないといけない。一度ダメだと言ったことは一貫性を持って接する。そうすることで、子供は良いことと悪いことの区別を学んでいくのだと思います。
Limit the rules.
Then, figure out what to do when one of them gets broken.
ルールを絞る。
それから、それが破られたら何をするか決める。
これをうまくいくようにするには、自分以外にも子供を一緒に見て、話合える人がいること。そして親は自分の我慢の限界を知って、適切な躾の戦略を立てておくことが良いと言っています。
他にも興味深かったのは、子供を叩くのがいけないと今では言われていることについての著者の意見でした。これについて知りたい人は、ぜひこの洋書を読んでみてください。
それでは、次回は第6章をご紹介します。