12月の洋書:brain rules 脳のルールの9章です。

 

Vision 視覚

 

Vision trumps all other senses. 

視覚はその他全ての感覚に勝つ。

 

Both eyes working together give the brain enough information to create one stable picture. 

両方の目が共に働き、1つの安定した画像を作り出すのに十分な情報を与える。

 

視覚の情報処理のために、脳のおよそ半分を使用していると言います。

田舎に住んでいると特に、たまに都会に行ったとき、車から見えるたくさんの広告や看板に疲れ、買い物をしていてもセールなどの文字を見て疲れることを感じます。

 

視覚の短期記憶には、1度に4つのものしかとどめておくことができません。

 

The pictorial superiority effet 画像優位性効果

情報に画像が多ければ多いほど、その情報はよく認識され、思い出されるということ。

 

人は画像を10秒見ただけで、2500もの画像を数日後に90%も思い出せるそうです。1年後でも63%覚えているというから驚きです。これが言葉で聴くだけだと、72時間後に10%しか思い出せません。

 

つまり、授業でもプレゼンテーションでも、誰かの話を聞くだけでは、すぐに忘れてしまうということです。そのため、画像を使用したり、前回の8章でお話したように、様々な感覚を使って情報を取り入れると効果的です。

 

注意をひくためには

・色

・サイズ

・動きのあるもの

 

を意識的に取り入れるようにしましょう。

 

 

次回は10章で 「music 音楽」 についてです。