引き続き、10月の洋書 The Culture Mapの第3章をご紹介します。
Why versus How
なぜ 対 どのように
他人をどうやって説得するか、何て言うか、どのような言葉に説得力があると感じるか。
これは文化、宗教、教育などに強く根付いているという話。
ドイツ
・理論が先
・実際の状況に理論を後から適用する
アメリカ
・理論よりも実践を重視
アングロサクソンの文化では、教育でも教え方の形式が、実践を重視していると言います。
80% of your time focusing on the concrete tool and how to apply it.
Only 20% of your time considering its conceptual or thoretical explanation.
時間の80%が具体的な道具や、それをどのように適用するかに焦点を当てている。
20%だけが概念や理論的な説明に充てられる。
定義を重視する人は、上司の要求を聞いてそれに従うのではなく、
その背景にある「なぜ」を一般的に知りたがります。
理論か実践か。
これは国や文化だけでなく、個人の性格でも異なりますが、
一般的な傾向を知ることで、異文化での摩擦や衝突が少しは少なくなるような気がします。