9月の洋書をまだ読み切っていなかったのでご紹介します。

 

81項目目から90項目目までです。

 

81:Default Effect デフォルト効果

 

Given the choice of trying something new or sticking to the tried and tested option, we tend to  be highly conservative even if a change would be beneficial. 

 

何か新しいことを試すか、すでに試してテストしたものか、選択肢が与えられたとしたら、たとえ変化に利点があるとしても、かなり保守的になる傾向がある。

 

82:Fear of Regret 後悔の恐れ

 

間違った決断をしたのではないかと恐れる気持ちのことです。

 

83:Salience Effect 突出効果

 

特に目を引くような、目立った何かに、実際に価値がある以上の注意が向けられることです。

 

84:House-Money Effect ハウス・マネー効果

Depending on how we get it, we treat it differently. 
どのようにお金を得たかによって、異なる扱い方をする。

楽に稼いだお金だと、使うのも早くなりますね。

一生懸命働いてやっと稼いだお金だと、使い道をしっかりと考えて有効に使おうとするものです。


85:Procrastination 先延ばし

86:Envy 妬み

全ての感情の中で、何もそこから得ることがないため、妬みが最も愚かだと著者は言います。妬みと嫉妬はよく間違って使われている言葉です。妬みの対象はものです。(地位やお金、健康など)嫉妬の対象は第三者の行動です。

そのため、妬みをやめるには、他人と自分を比較しないこと。妬みを持つなら、あの人のようになりたいと思うような人を相手にその感情を持って、そうなるように努力することが大切です。

87:Personification 擬人化

人の物語に出会ったら、その話を鵜呑みにしないように気をつけなければなりません。広告や宣伝で、人が物やサービスを売る際に、よくストーリーが語られます。そのほうが、身近に感じられて、その商品やサービスを買おうと言う気持ちになるからです。

88:Illusion of Attention 注意の錯覚


‘The Monkey Business Illusion’ (いたずら)

 

この錯覚の実験をするために、下記の動画を見てください。

 

指示も英語なので、説明しておきます。

 

白いシャツを着ている人が何回ボールをパスするか数えてください。

 

 

正解は16回でした。

 

ところで、途中でゴリラが出てきたのを見ましたか?

 

この実験について聞いたことがない人の半分ぐらいは、

「え?ゴリラ?」と全く気付かないようです。

 

私も初めて見たときは気づきませんでした。

もう一度見てみると、本当にゴリラはいました!

 

みなさんも一度実験してみてください。

 

89:Strategies Misinterpretation 戦略の誤解

 

90:Overthinking 考えすぎ

 

いよいよ次回でこの洋書の紹介は終了します。

 

10月の洋書もお楽しみに。