8月の洋書、A NEW EARTHの第5章です。
The Pain-Body
pain-bodyとは何なのかは、後ほど説明しますが、この章の始まりがとても印象的でした。
ほとんどの人の考えは、無意識で自動的、そして反復的であると述べられていました。多くの人が日常生活で、「考える」ということをしているようで、なんとなくの選択をしたり、いつもと同じ行動をしているような気がします。
イギリス人の夫を見ていると、そうではなくて、毎日1日中、考えているなと感じます。言葉ではうまく説明できないのですが、本当にこの本のこの章の始まりの文章が心に響きました。
さて、章のタイトルにあったpain-bodyとは何か。
Almost everyone carries in his or her energy field and accumulation of old emotional pain, which I call "the pain-body".
ほぼ皆が、エネルギー場に、感情的な痛みの蓄積があり、
私はそれを「ペインボディー」と呼んでいる。
カップルの中には、恋に落ちたと自分たちでは思っていても、互いのペインボディーに引き付けられて、互いを補い合っていることがある、と著者は述べています。
なんだかこの考えは理解できる気がしました。
この人がいないと生きていけないというのがその例なのではないかな。
それから、出来事とそれに対する反応の区別をつけられない人のことが書かれていました。それは自意識が完全に不足していると、出来事と反応が同じだと考え、だからこの出来事や状況のせいで、私は不幸せだと決定付けるのだと。
別の洋書、The Happiness Equationを読んでいたときにも、
10% of our happiness is what happens to us.
90% of our happiness is based on how we see the world.
幸せの10%は自分に何が起こるか。
幸せの90%は自分が世界をどのように見るかが元になっている。
このような言葉があり、とても共感できました、同じ出来事や状況にあっても、人それぞれ捉え方は異なります。出来事や状況を自分でコントロールすることができなくても、それに対する反応や感情は自分で決められます。自分がコントロールできることに焦点を当てること、出来事とそれに対する反応は別のものだと意識することが、幸せへの1歩なのでしょう。