病気にならない女性は「カタカナ食」を食べない

管理栄養士、幕内秀夫さんの本を読みました。

 

刑務所に入ると病気が治る

戦争が起こると糖尿病患者が激減する

信じられない話のようですが、粗食のほうが病気にならないということでしょう。

 

食べたりないために病気になっていた時代から、食べ過ぎのために病気になってしまう時代に変化した。

 

癌という漢字は「やまいだれ」のなかに「口」が3つと、「山」という字がある。

山ほどいろいろなものをたくさん食べるようになって出てきた病気。

 

乳がんで亡くなった患者は1970年代に286人だったのが、2009年には11918人と、5倍にも増加。

厚生労働省の調べによると、1996年から2000年の乳がん死亡率が高い都道府県は都会である。

1位東京、2位神奈川、3位大阪

 

健康という文字をつければ商品の値段が2倍にも3倍にもなって飛ぶように売れる。

私自身も、「健康」や「ヘルシー」と書いてある商品に惹かれます。

でも、ただそういった文字に踊らされるだけでなく、原材料を見て、どのような材料を使っているのかを確認してから購入するようにしています。

 

ある食品の有効性について学者が実験をする際には、人間の実生活ではありえないほど大量に、その食品に含まれる特定の成分をマウスに与えている。

例えば、バナナは健康に良いと言っても、そればかり食べていたら良いというわけではありません。単品ダイエットや、特定の食品ばかりを食べるのは良くありません。

 

朝は”フランス人”(パン)

昼は”イタリア人”(パスタやピザ)

夜は”中国人”(ラーメンや餃子)

深夜に”ベルギー人”(ビールなど)という食生活を見直す。

確かに、このような食生活を送っている女性が多いかもしれません。

1日のうちに白米や玄米を食べるのが1度もない場合もあるでしょう。

本当にカタカナ食が多いです。

たまにそういったものを食べたり、外食で食べたりするのは良いですが、毎日の基本は和食が良いですね。

 

男性のように本能と財布で食べたいものを選ぶ。

1食100円で考えばお財布にも体にも優しい選択ができる。

 

何を食べるかではなく、どう生きるか。

食だけを見て、健康を考えるのではなく、生き方全体で考えるようにすることが大切だと学びました。