今月は、21 Lessons for the 21st Century を読んでいます。
毎日1章ごとに、心に残った文章や、感想を書いています。
2016年、イギリスの流行語大賞にもなった
Post-truth (ポスト真実)
オックスフォード辞典によると、
客観的事実より、感情的な訴えかけの方が
世論形成に大きく影響する状況のこと。
We are the only mammals that can cooperate with numerous strangers because only we can invent fictional stories, spread them around, and convince millions of others to believe in them.
私たちは、数々の見知らぬ人と協力できる唯一の哺乳類である。
なぜなら、唯一私たちだけが空想の話を作り、それを広め、
何百人もの人々にそれを信じ込ませることができるから。
スターリンを良い父親像として国民に見せるために、少女との写真を広めたり。
ブランドが広告で何度も同じメッセージを人々に見せることで、信じ込ませたり。
It is the responsibility of all of us to invest time and effort in uncovering our biases and in verifying our sources of information.
時間と努力をかけて偏見を暴いたり、
情報源を確認したりすることは、私たちの責任である。
聞いたことや情報を鵜呑みにしてはいけない。
情報源は信頼できるか、洗脳的ではないかなど考える必要がある。
著者は、洗脳を避けるためには以下の2つが大事だと言っています。
・信頼できる情報を得たいなら、それなりにお金を払って得ること
・自分にとって重要なことなら、それに関する科学的文献を読むこと
感情的になるのではなく、一歩下がって冷静に物事を見て
判断できるようになりたいと思います。