主人公のジャック (ロバート・デ・ニーロ)は州立刑務所で働く退職間近の刑務官。
夫婦の間で問題はありながらも、仕事を続けてきた。
仮釈放の審査のため、「ストーン」と名乗る男(エドワード・ノートン)がジャックの部屋に面談で来る。
祖父母宅の放火と殺人共謀罪で服役中8年目。
いつも通り、仕事をこなそうとするが、協力の姿勢を見せないストーンにイライラが募るジャック。
ある日を境に、ストーンの妻、ルセッタ(ミラ・ジョボヴィッチ)がジャックの自宅に電話をかけてきたり、刑務所を訪れるようになる。
最初は警戒していたジャックもルセッタに心を許してしまう。
一方、ストーンはある事件がきっかけで、自分の罪を認め、悟りのような境地に達する。
ストーンは仮釈放が認められるのか?
堕落していくジャックはどうなるのか?
観終わった後にスッキリとしない作品ですが、理性とか悪について考えさせられる映画です。