国際結婚をして、日本での当たり前や常識を、改めて考えることが多い毎日です。
どんな状況でも、選択肢があるということは幸せなことだと感じました。
今まで当たり前すぎて気づいていなかったのは、選択肢を与えられず誰かに決められることが多いのだということ。
例えば、歯医者で、治療法をどうするかは、歯科医が良いと思う方法を患者のために決めて行うことが多い。
プロが判断するなら、たいていは良い結果になることがほとんどでしょう。
でも、結果が上手くいかなかったとき、患者はきっと選択肢を与えられなかったことに対して納得いかないはず。
そういったトラブルが歯医者で多いことを最近知りました。
親子関係でもそう。親の言うことは絶対、子供がまだ小さいから分からない、
というように親が子供のかわりに何かを選択することはよくあります。
イギリス人である夫の子育てを見てみると、子供にたくさん選択肢をあげていることに気づきます。
何かを選ぶということを意識的に行っていないと、それに慣れているので、疑問にも思わないかもしれません。
でも、本当はみんな「選ぶ権利」があります。
この「選ぶ権利」がもっと尊重される社会であってほしいと思います。
例え結果が良くなかったとしても、自分で選んだものなら後悔しないはず。