素敵な本に出会うと幸せな気持ちになります。
本の帯にはTOEIC730点レベルと書いてありましたが、簡単な言葉で書かれているので、
そこまでの英語レベルでなくても、きっと読んで楽しめると思います。
Gretchen Rubin氏の ”The Happiness Project"
作家の彼女が、1年間かけて「幸せ」について考え、行動した記録をつづったもの。
本の評価は良いものと、買って損したというものと2つに分かれているようだけど、私は買って良かったし、お勧めしたいと思いました。
この本は彼女の「幸せ計画」。
この本を読めば幸せになれる。
この本で書いてあることを実行すれば幸せになれる。
そういったものではありません。
この本を元に、自分にとって何が幸せなのか考えること、自分を見つめ直すことこそが大切だと言っています。
このメッセージに深く共感するので、私はこの本を多くの人に勧めたいと思います。
この本の中で印象的だった部分がいくつもあります。
○毎日の習慣がどれだけ大切なことかが分かる名言。
What you do everyday matters more than what you do once in a while.
毎日することは、たまにすることよりも意味がある。
○夫婦円満、良好な人間関係のために心がけたいこと
The worst of my bad habits was to focus on his faults while taking his virtues for granted.
私の悪い癖の最悪なものは、彼の良いところを当たり前と思い、
彼の欠点に焦点を当てていたこと。
You can't change anyone but yourself.
あなたが変えられるのは他人ではなく自分自身だけ。
○気持ちの良い朝で一日が輝く
Mornings set the tone for everyone's days.
朝は皆の一日のトーンを決める。
○子育てで気をつけたいこと
85% of adults' messages to children are negative.
大人が子供に発する85%のメッセージはネガティブなもの。
○お金と幸せの関係
Both money and health contribute to happiness mostly in the negative; the lack of them brings much more unhappiness than possessing them brings happiness.
お金と健康はネガティブな方向にたいてい作用する。
それらを所有していることが幸せをもたらすよりも、
それらが不足していると不幸せをもたらす。
○幸せとは
To be happy, I need to think about feeling good, feeling bad, and feeling right, in an atomosphere of growth.
幸せになるには、好きだと感じること、嫌だと感じること、正しいと感じることについて、
成長の雰囲気の中で考える必要がある。
I'm one of the people who wakes up everyday- not because nothing ever goes wrong in my life- because I choose to be happy.
私は毎日幸せになろうと思って毎朝起きている人です。
人生で何も嫌なことがないわけではありません。
I had to build my happiness on the foundations of my character.
私の性格を土台として私の幸せを築かなければならなかった。
これから私の「幸せ計画」の中に取り入れたい考えは
- Go to sleep earlier 早く寝る
- evening tidy-up for 10 minutes 夕方に10分間の片付け
- Don't expect praise or appreciation 褒め言葉や感謝を期待しない
- Tackle only one dificult topic at a time 1度に難しいことに1つだけ取り組む