国際結婚では言葉の壁がある。とはよく言われることです。
英語圏の人と日本人が恋人同士や夫婦になった場合に、多くのカップルの使用言語は英語もしくは日本語になるでしょう。
私たち夫婦の場合は、夫が英語を話し、私が日本語を話すという珍しいパターン。
付き合い始めた頃は、英語で会話をしていました。
それから、夫が日本語を本格的に勉強するために日本語で会話するようになりました。
そして今では夫が英語、私が日本語の不思議な会話に落ち着いています。
お互い、英語も日本語も分かるし話せるけど、やっぱり母国語で話すほど話しやすいものはない。
そして言ったことのほとんどがお互い理解できるのでこれが成り立っています。
夫も私もなるべく分かりやすい言葉を選ぶような習慣がついたこともあり、毎日の会話で不自由はありません。
でもたまに言葉というかコミュニケーションスタイルの違いでケンカになります。
イギリス人の夫は、言いたいことをハッキリと相手に伝わるように分かりやすく伝えるのが当たり前。
日本人の私もそう同意しているものの、「あいまいな言葉」で分かってくれると期待してしまうときがある。
この「あいまいな言葉」は夫をイライラさせてしまう。
「なんとなく」わかったつもりになって話し始めたことの情報や中身が薄かったり、「なんとなく」しか知らない日本語の意味の説明を求められたときなど。
つくづく私はまだまだ知らないことが多いなと思わされます。