nanny とは「乳母」のことですが、この番組の場合は「教育係」の意味として使われています。
子育てに悩んでいる家族を訪問し、アドバイスや実践で問題を解決しようというリアリティ番組。イギリスで大人気になり、アメリカでも同じような番組が作られたとか。
Supernanny 公式HP(英語)
日本国内でも家庭によって子育ての仕方はいろいろありますよね。
この番組を見ると、イギリスでも同じように、そんなこと許すの!?っていうことから、そんなに厳しく!?っていうことまで様々な家庭があることが分かります。
日本の育児と旦那さんの子育て論、そしてイギリスの他の家庭の子育てを見て思ったこと。全体的に日本よりイギリスの方が厳しい子育てをしているように感じます。厳しいと一言では表しにくいのですが、きっと大きな違いは「小さい子供」として扱うのか、「小さい人」として扱うのかの違うがあるのではないかと感じます。日本で多くの家庭では、「子供だから」で許されたり、許容範囲が広い一方で、イギリスで多くの家庭は子供でも一人の人としてその行いが良いか悪いかという判断基準で子育てをしているのではないでしょうか。
日本で生まれ育った私としては、旦那さんの子育てを見ていると、そこまで言わなくてもとか、そんなことまで一人でやらせるのか、と言ったようなことがいっぱいあります。その度に意見や考えが違いすぎて険悪ムードになったりもしました。
育った環境が違うってこういうことなのか、と悩んだ時期もありました。実際、今でもそう悩むことはありますが、最近思うのは、国が違っても同じでも違う家庭で育った異なる価値観を持つ2人が子育てするのだから、「当たり前」と思うことや「基準」が違って当たり前。その違うところも含めて、何が子供にとって一番良いと思うのかを2人ですり合わせていかないといけないなと感じています。
なかなかそんなに落ち着いて意見や気持ちを伝えられなかったり、伝わらなかったりで歯痒い思いもしますが、子供の成長と同じように私たち親も成長しているに違いないと信じて、毎日の子育てを頑張っています。