~すべての病気の状態、弊害、すべての病気を追及するとミネラル欠乏症にたどり着く~
ライナス・ポーリング博士
ミネラルとは?(鉱物・無機物)
ミネラル (mineral) という言葉は、mine (鉱山・鉱石など) に由来し、
地球上に存在する118種類の元素のうち、
水素 (H) 、炭素 (C) 、窒素 (N) 、酸素 (O) のように、
たんぱく質・脂肪・炭水化物の主要構成成分になっているものを除いた
114種類の元素をミネラルと呼び、無機質とほぼ同意で使われています。
ミネラルは生体組織の構成や、生理機能の維持・調節に必要な微量栄養素で、
人間の体では作ることができないため、食物などから摂取する必要があります。それぞれのバランスが大切で、多すぎても少なすぎても健康の保持・増進には好ましくありません。
ミネラルの種類
人間の体内に存在し毎日栄養素として欠かせないことがわかっている主要ミネラル7種類と微量ミネラル9種類の16種類のミネラルを必須ミネラルといい、1日の摂取量が概ね100 mg以上のものを主要ミネラル 、
100 mg未満のものを微量ミネラルと分類されています。
また、必須ミネラルを含む70種類以上の植物性ミネラルが必要とも言われており、今後の研究で必須性が証明され増えていく可能性があります。
ミネラルの主な役割
ミネラルはそれぞれ、わたしたちの身体の中で様々な働きをしていますが、
大きく分けると以下のようになります。
身体の構成材料として働く
骨や歯など硬組織やその他の軟組織
力ルシウム・リン・鉄など
生体機能の調節を行う
体液中にイオンとして存在し、浸透圧の調節や酸アルカリ平衡、筋収縮や神経の情報伝達に働く
カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・塩素・リンなど
(イオン…水溶液中などで、電気を帯びた性質のミネラルのこと)
たんばく質などと結合して働く
酵素の補助因子、ビタミンやホルモンの構成成分となる
酵素……マグネシウム・マンガン・銅・亜鉛・鉄・セレンなど
ビタミンB12……コバルト
甲状腺ホルモン……ヨウ素
<酵素は体内に何千種類もあり特定のミネラルが入ったときに初めて働く>
現在約3000種類の酵素が分かっており、生命の中心的活動を行っています。
ひとつの細胞には平均5000個の酵素があるといわれ、その特定のミネラルが摂取されなければ、それぞれ酵素の自体が働かないということになります
慢性的なミネラル欠乏の理由
1992年 環境と開発に関する国際連合会議にて、
「100年前の農地から8~9割のミネラルが消えている」と発表されました。
アメリカ上院議員文書 第264号でも
「明白な事実として、たんぱく質、糖質、脂質、ビタミンよりも私たちの健康はより直接的にミネラルによって支配左右されている」と書かれています。
日本においても、
★下水道完備、ダム建設によって、ミネラルを含む養分が、土壌に流れにくくなったこと
★農業の収穫量を追求することによる、促成栽培や二毛作も行われていますが、促成栽培で収穫を早めた作物は、植物が根から十分なミネラルを吸収するには、時間が少なく、さらには作物栽培に使われた土壌は一時的にやせるため、回復期間として十分に休ませる必要もありますが、二毛作を行うとやせた土壌を酷使することになり、当然そこで育つ植物のミネラル分は不足することになります
★また農薬の使用により、土壌中の虫類がいなくなってしまうと同時に土壌中の微生物相を変えてしまいました。
微生物は、植物が根から土壌中のミネラル分を吸収する際に欠かせない存在なのです。農薬は土壌の悪化を招くだけでなく、農作物に残留することもあります
ほかにもミネラルが足りなくなる原因はさまざま考えられます
ストレス
睡眠不足
過労
アルコールの過剰摂取
甘いものの摂りすぎ
妊娠
ビタミン不足
コンビニ食やレトルト食品など、食品添加物を多く使っている食べ物
※食品添加物の中には「リン酸塩」など、ミネラルの吸収を阻害する働きを持つものもあります
以上のことから、
私たちは慢性的なミネラル不足に陥る環境に暮らしているのです!
ミネラルは、ビタミンやその他の栄養素と異なり、必要量と毒性が現れる量との幅が狭いという特徴があります。
つまり、殆どのビタミンは所要量の10倍を摂取しても毒性を示すことはありませんが、ミネラルは所要量の数倍程度でわたしたちの身体に害になることもあるのです。
反対に不足すると様々な欠乏症をきたしますが、ヨウ素欠乏による甲状腺腫や鉄欠乏症による貧血はよく知られているところですね。
身体に明らかな異常を感じ、病院にて病的レベルの異常が見つかれば別ですが、近年問題となっているのが、ミネラル不足レベルが明らかに異常な部分までには達していない灰色部分の潜在性欠乏症です。
この場合、「なんとなく調子が悪い」と感じられ、病院で検査しても異常が見当たらないということになります。
西洋医学は、黒(病気)を定義する科学です。
検査をして黒(病気)か白(異常値ではない)を判定します。
つまり、黒を見つけることが仕事と言うことになりますね。
異常値に至らなければ、異常値の手前でも「異常なし」と判定されますが、
「異常なし」が健康かと言われればそうとも言えず、病気の手前である場合もあるのです。
とくに、慢性疾患である高血圧や糖尿病、がんなどの生活習慣病は一日でなる訳でなく、食生活や様々なストレス、加齢などが複合的に合わさって徐々に白から灰色、そして黒(病気)へと発展していきます。
日々、体を作り機能するための食事のなかでも大切な5大栄養素である、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの中で、現代において一番不足するのは、ミネラルと言え、慢性的に欠乏となることで、がんや糖尿病や心疾患などの生活習慣病のリスクを高める可能性があるのです。
60兆もの細胞が十分に働くために必要な酵素は、ビタミンやミネラルとの連携で機能し、ミネラル不足により酵素が機能しなければ、細胞の働きが機能低下を起こし「なんとなく調子が悪い」という状態は十分に考えられます。
他にもDNA複製・タンパク質合成酵素など多くの酵素活性をミネラルが担っていることが知られていますので、長期間に渡るミネラル不足により身体の様々な問題が発生することは十分に考えられるのです。
今日、世界80ヶ国以上に広まりアメリカやイギリスなど34の国と地域で法制化され、国連のWHO(世界保健機関)では鍼灸とならび認められている国際的ヘルスケアであるカイロプラクティック。ただ残念ながら未だに日本では法制化されていません。そのため自称カイロプラクターは2万人とも言われ、国際基準に則ったカイロプラクターは全国で600名程度しかおりません。カイロプラクティックとは、骨格の歪み、特に背骨の異常を手技によって調整することで神経の働きを回復する治療法で、整体や整骨院、鍼灸マッサージとは違う脊椎ヘルスケアの専門家です。カイロプラクティックでは、まず病歴を取り、姿勢分析など各種検査を行います。そして身体の歪みを総合的に判断して治療の順序を組み立て、病状や個人差に応じた手技のテクニックを用います。
カイロプラクティックは薬物で病状を押さえるのとは違い、神経の働きを良くし自分の体内にある薬を活用する自然療法です。その為、脊柱調整をはじめ、姿勢体操、栄養、睡眠などの生活指導も行います。またカイロプラクティックは予防医学として早期発見と早期治療が可能で健康管理のためにも利用されております。
