今日は、頼んであった写真集をとりに久々に本屋さんにいって、適当に手にとった本の、適当にめくったページにあった詩に、ノックアウトされた。

即買い。

茨木のり子さんという詩人の作品でした。






ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて





気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか






苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし





初心消えかかるのを

暮らしのせいにはするな

そもそもが ひよわな志にすぎなかった





駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄






自分の感受性くらい

自分でまもれ

ばかものよ







かっこええ。

耳がいたいけど。