豊中空港進入路に当たるこの辺の土地は騒音やゴミその他の問題がある土地であり、〝森友学園に売却された国有地の値段は安すぎる〟と軽々には言えないと思う。

 現に豊中市が購入した給食センター用地(7200㎡)は7.7億円で購入したけれども、撤去費用に14.3億円がかかるようなゴミが見つかったとのこと。森友学園用地も、小学校建築工事を請け負っていた建設業者が、大阪地検特捜部に対し、ゴミの撤去費用を9.8億円とする試算を提出しており、特捜部も、この試算の合理性を認め、背任罪を不起訴処分と判断した重要な根拠としたようである。