こんにちは ゆるりん育児サポーター 美月志保ですキラキラ

子育てでは「待つこと」が大切 とよく言われますが

どうして「待つこと」は大切なのでしょうか。
そして、どこまで待てばよいのでしょうか。

そんな疑問、悩みを抱えているお母さん、お父さんが
もし、一度でも「待つ」効果を感じたら「待ちたい!」って思うようになって

「待つのって難しい・・・」と
思う回数が減っていくかもしれません。


「待つ」には、2種類の「待つ」があります。

1.長期的な「成長、伸びを待つ」
2.短期的な、「行動を待つ」


長期的な視点が
ゆるりん育児ポイント!
なので、今日は、1について。



子ども、生徒たちを見ていると
人それぞれのペースがあるんだなと
感じる場面が多くあります。


その子のペースに気づいて、
親が「待って」あげると
子どもも親もお互いにグーッと
楽に、楽しくなるよ、ってお話。



とある双子ちゃんのお話

一卵性双生児として生まれ
姿、形、声までがすごくよく似ていて

同じ家庭環境で育って
同じ学校に行って
同じ世界をみていても


性格、好み、ペース、学力、
あらゆるものが異なります。

同じ時間勉強しても
結果(点数)には大きな差が・・・。


Aちゃんは、負けず嫌いで
飲み込みが速い。

Bちゃんは、おっとりしていて
時間をかけて習得するタイプ。


ウサギとかめのごとく
二人のペースは
違います。


テストの結果だけみると
Aちゃんは できる子
Bちゃんは できない子



隣にいるから、いつも一緒にいるから
二人はいつも比べられてしまう。
テストの点数も然り。

でも、双子ちゃんのお母さんは
違ったのです。


お母さんは常に
昔のAちゃんと今のAちゃん
昔のBちゃんと今のBちゃん
を比べていました。


だから、いつもそれぞれの目線になって
成長に気づいてあげられた。

気づき、認めてくれる人がいたから
双子ちゃん小さな成長を積み重ねて
心が育ち、学力も上がっていきました。



そして、実は、この双子ちゃん
自分の夢を見つけたのは
おっとりゆっくりのBちゃんの方が
速かったのです。


器用なAちゃんは
器用にできるあまり
進む道を選択するのに
相当な時間をかけました。


ここでも、お母さんは
二人のいる場所を確認して
歩みを見守り続けました。

二人が自分の道を見つけていけたのは
お母さんが二人のペースを知り
二人が各自のゴールにくるのを
「待って」てくれたから。



大人、親が勝手にゴールを決めて
ボーダーを設定して
そこに到達しなかったらアウト!

これって、子どもからしたら
酷なことなんです。


もう~できてもよいのに
お友達は~できてるのに

は、大人が決めたボーダー


うちの子は・・
って、比べてしまったら
その子の成長が見えなくなってしまいます。


一つ、できる喜びを味わうと
もっと!と子どもは成長するための
行動をとってゆきます。


「この子は大器晩成!」って考えてみると
「待つ」のが楽しくなるかも?


(わたし、自分のことを大器晩成だと思ってます、笑)


今日もゆるりんマインドで子育てを楽しめますようにキラキラ



花2ゆるりん育児サポーター 美月志保花2

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