当事者会レポートの注意点を一読してから読んでください。よろしくお願いします。

 

本日はメンタル系の当事者研究会というものに行って来ました。

当事者研究会は初めてだったのでどーゆうものなのかな、という興味から参加を決意。
 
会場は駅から徒歩五分強、アパートの一室が会場。レンタルスペース、みたいなとこ。
参加人数は20弱。男女比は男が少し多め、年齢は若めの人が多かった。
 
ゆるーい感じで会はスタート。
まず自己紹介、そのあと今回のテーマであった「生きづらさ」を感じてることについて1人ずつスピーチ。
 
今回は参加者が出した『生きづらさ』を感じていることについて、勝手に分類して分析。さらにそれらに俺の意見を好き勝手に述べたいと思う。
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まずは参加者が出した最近感じた『生きづらさ』について、おおまかに以下にあるような4つのテーマに分類した。
 
1)身体的、体調的な問題

 

2)スケジュール管理に関しての問題

 

3)人とのコミュニケーションに関する問題

 

4)コミュニティに関する問題
 
ではこれら4つのテーマに関して、当日出た参加者の意見も踏まえいろいろと考えていきたい。
 
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1)身体的、体調的な問題
参加者からは以下のような悩みが出た。
  • 身体の痛み(病気による)
  • 朝起きるのが辛い
  • 調子の波が大きい
この問題は難しい。
病気による身体の痛みは病院で対処をするほかない。肩こりやなどは精神的なところからくることもあるのでそちらからのアプローチも良いかもしれない。
後者2つは精神的な問題の要素が強い、そちら側からのアプローチが有効かもしれない。調子の波が大きいというのは双極性障害も疑った方が良い。(判別するには躁エピソードの有無がポイントだが、専門家の意見を仰ぐべき)
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まとめ
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健康問題は難しい。異常な状態が続く場合は素直に医者に行くのが一番良いのではないか。
たまーにいるがお金がないから病院に行けない、などどお金を惜しむことは大間違いで、まず健康のためにお金をつぎ込むべき。健康あってのお金だ。死んだらただの紙クズだ。
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2)スケジュール管理に関しての問題
  • 期限を守れないのがイヤ→期限のあることを避ける→結果何もできなくなる
  • 締め切りのプレッシャーが辛い
締切のプレッシャーで辛くなってしまうことを経験したことがある人は少なくはないだろう。自分もそのうちの一人だ。
また期限が守れない、という問題はメンタル的なところから起きている場合も多い。特に完璧主義の人にありがちだが、良いものを作ろうとして締め切りに間に合わない、というパターン。
これらはメンタル系の問題抱えている人はかなり似たような問題を持っている人が多い印象だ。
ついでに時間を守る、友人との約束を守るなども同様によく出る問題である。
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まとめ
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脱完璧主義で楽になるかもしれない。
いっそのこと締切とか約束を守らないキャラでもええんじゃない?守らなくても死にゃしないし、へーきへーき。俺もそんな感じだ。人間としては屑だけど
あと無理なものは、早めにSOSなり連絡なりを出すことも大事。
嫌だと思うけどのちのちもっと嫌なことになるだろうから、その前に手を打つことが大事。
まー抱え込んでも上手くいく人ならいいんだけどね、そこは自分次第。
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3)人とのコミュニケーションに関する問題
  • 共感性が低い
  • 人との距離感
  • コミュニケーションの取り方
  • 考えすぎて話せなくなってしまう

人とのコミュニケーションは多くの人が悩むところ。

まず大前提としてコミュニケーションは正解がない

ギャルゲーのように選択肢もなければ、誰もが納得するような100点満点の正解もない。

 

だからこそ100点満点を目指さないことだ。

素晴らしいコミュニケーションをとろうとしないことだ。

ほどほどにコミュニケーションをとれればいい、そのくらいの心構えでいればよい。

 

さらにここで理解することについても言及したい。

 

~あなたは相手のことを全て理解できているだろうか。

それを自信を持って言える人は、いないと思う。~

何が言いたいかというと、自分は相手のことをすべては理解できないということ。そしてそれは裏を返せば、相手は自分のことをすべては理解はできない、ということだ。これはとても重要なポイントだ。

なぜか多くの人はコミュニケーションに理解を求める。しかもかなり高レベル、100点に近い理解を求める。自分も出来ないのに、だ。

相手に理解されることを期待しなくなれば、コミュニケーションに対する過剰な期待がなくなる。それによってコミュニケーションに対する過度な気負いが減り、以前よりは気楽にコミュニケーションをとれるようになるかもしれない。

 

これらの問題に対して相手との距離感や共感性については、かなり難しい。特に発達障害などを抱えている人はこのあたりのスキルが他の人より低いことが多い。

共感性に関しては、先に述べたように他者を理解することは難しいということを頭に入れるだけでも少しは違うのではないかと思う。

しかし、距離感はフィーリングに頼るところも大きいのではないかと思う。あいまいなものであり、難しいものだ。こればかりは場数を踏むしかないのかもしれない。

 

コミュニケーション問題に障害が絡むと一気に問題が難しくなる。100点満点の正解を出そうとは思わないが、自分なりの答えが作れたらいいなと思っている。

 

最後にいつもこのトピックでいうことをひとつ。

自分がされて気持ちが良いことを相手にもするべきだ。

自分がされて嫌だと思うことはしないことだ。

 

コミュニケーションでいえば、話をきちんと聞くこと。相手の話をさえぎらないこと。相手の意見を頭ごなしに批判しないこと。など

どんなことでも相手の立場になって考えるということを心掛ければ前よりはうまくやりやすくなるかもしれない…

 

※しかし自分の基準がすべて正しいとは言い切れない。自分がされて気持ちが良いこと=相手も嬉しいと感じる、とは限らない。

やっぱりコミュニケーションは難しい。あー楽しいなぁ。難しすぎていつまでたってもわからんこいつが。

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まとめ

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コミュニケーションに正解なし!

理解はできないし、されない。

自分がされて嫌なことはしない。

コミュニケーションは難しい!みんなそう思ってる!そーゆうもんだから気にするな!気にする暇あったら寝よう!以上

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4)コミュニティに関する問題
  • 飲み会1人だけ不参加→周りから何か言われる
  • 自分の考えとズレのあるコミュニティに所属している苦しさ
  • 居場所がない
  • 会社を辞めた→所属していたコミュニティがなくなった、喪失感
  • 友人がいない(1人はつらい)
メンタル系の当事者会などではよく出てくるテーマ。
上の(3)コミュニケーションの問題と重複するところもある。
(3)を読んだ前提で話を進めていく。
 
これに関して言えることはやりたいことをやれ、やりたくないことはやるな、だ。
 
つまり所属したいところに所属しろ、所属したくないところにはいるな。
1人が辛いなら出会いを作って1人から脱しろ。
居場所は作れ。
参加したくないならするな、でも文句言われるのがそんなに嫌なら参加しろ。
 
もうね、ほんとこれしか言えないんだわ。
結局自分でできることなんて自分とその周囲数メートルくらいのことだけ。
それ以外の自分ではどうしようもないところで悩んでいてもどうしようもないのだ。
 
もうちょい深く言うと、居場所がないなら自分の好きなものに関する集まりとか、同じような悩みを持つものの集まりなら良好な関係を作りやすいかもしれない!
日本は村社会だから異質なものに対しては厳しい、もうそれはどうしようもないから割り切ったほうが楽。
自分とはズレすぎてる集団にいると自分に悪影響、あまりにズレているならドロップアウトもアリ。結果としてはそっちの方がプラスになるかもしれない。
長期間属してたコミュニティから抜けたら喪失感があるのは仕方ない、新たなコミュニティは見つけることで多少は和らぐかもしれない。
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まとめ
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コミュニケーションの問題と同じく、こちらも正解はない。
だからこそ自分がやりたいことをやるべき。
楽しいやつらと楽しいことをしよう。
そんな輪がないなら作ろう。
日本人は1億以上いるんだからきっとそーゆうところはある、あきらめたらそこで試合終了である。
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まとめのまとめ
 
『生きづらさ』について多くの人の意見がきけてとてもためになった。
やはり人間関係に関する悩みが多かったと感じた。
 
…なんだかんだで人は人とつながりたいんだと思う。社会的動物っていうしね。
やっぱり人間関係は難しいよ。でもそーゆうもんだ、と思って生きていくしかない。
数学でいったら微分積分みたいなもん、あれ難しいでしょ?俺だけ?
 
おそらく『生きづらさ』ってのは大なり小なり誰にだってあるものだ。
問題はそれとどう向き合っていくかではないか。
真面目で考える人ほどドツボにはまってしまうような気がする。
ただそんな人に適当でいいんだよ、と無責任なことは言えない。
でも誰にだって『生きづらさ』はあって、しかも大多数は同じ人間関係で迷っているんだ、ということがわかれば少しは楽になるんじゃないかと思う。
実際、俺もそう思った。ひとりじゃない、みんなそうなんだ、同じなんだって。
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終わりに
いろいろな人が集まってこのテーマで話すのは楽しかった。普通の当事者会とは違う感じもあって新鮮だった。また機会があったら参加したいと思った。
 
とんでもない長文になった気がするけどもう疲れたし、このまま投稿する。クレームはいつでもどうぞ。なんか参考になればうれしいし、ならなくても自分の振り返りに役立ったのでオールオッケー。それではここらへんで。終わり!
 
 

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